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子供連れでキャンプに行くときの注意点とチェックすべき6つのポイント

お母さんと川で水遊び

子供にキャンプやアウトドアを体験させたい。でも連れ出す年齢や注意することがあるなら知っておきたいお父さんお母さんさんもいるのではないでしょうか。結論から言うと、親が連れて行きたいと思った時がキャンプデビューの時です。しかし子供を連れて行くときに気をつけて欲しい6つのポイントがあるのでご紹介します。

子供のキャンプデビューは何歳でも良い!ただし年齢別の注意が必要

0歳

0歳の子供を連れて行くのは、親か同行者にキャンプ慣れしている方がいることが必須条件になります。

基本的にお母さんは子供から目を離すわけにはいきません。ベビーカーなどがなければ、抱っこする時間が長くなり両手がふさがります。

そうなるとお父さんが一人でテントやタープをスムーズに設営できるなど、ある程度のキャンプの経験と知識がなければ余裕がなくなるので、しっかり検討してください。

その他にも以下のような注意点があります。

子供がまだ小さいうちは、無理には行かないと言うことも大事です。
もし行かれるときは、設備の整った近場のキャンプ場や日帰りキャンプがおすすめです。

1~2歳

蛇口から出てくる水で遊ぶ子供

歩き始めるこの頃が一番手のかかる時期
しかも2歳くらいになるとイヤイヤ期もやってきて、さらに大変になる可能性も…。

周りのものやことに興味を持ちだし、活発に動き回るのはとても良いことです。
しかし危険かどうかの判別ができない状態で動きたがるので目が離せません
危ない場所に行ったり、焚き火や刃物などでケガをしないよう十分な注意が必要です。

ダメと言えばだだをこねたり、大声で泣き出したりすることもあります。
大人の言うことを理解できるようになるまでは、連れて行かないと決めておくことも大切です。

3~5歳

イヤイヤ期も治まりはじめ、体力がついて病気になりにくい時期
食事やトイレなど、自分でできるようになることも増えてきます。
親の手がかかりにくくなってくるので、キャンプデビューには最適な年齢です。

より好奇心旺盛になる年齢でもあるので、突発的な行動をしないよう目くばせや注意は必要ですが、あれをするな、これをするなではせっかくのキャンプが台なし。

親が十分な注意を払ったうえで、焚き火や料理、川遊びなどいろいろなことに挑戦させてあげてください

6歳以上

お姉ちゃんと一緒に飯ごうを使ってお米とぎ

一人でできることが増えてくるので、行動範囲も広くなります。
親はキャンプに行く前に危ないところがないか下調べをしておき、着いてから子供と一緒にその場所を再確認をしながら、近づいてはいけないところを伝えてあげてください。

テントの設営や料理などが手伝えるようになったり、兄弟の面倒を見たりもできたりもします。親も助かることが増えてきて、家族でいろいろなことを楽しめる時期に入るのではないでしょうか。

子供連れでキャンプに行くときにチェックすべき6つのポイント

ポイント 1:キャンプ場選びと設営場所

テント設営と子供

テントやタープの設営場所は平たんで見晴らしの良い場所を選ぶようにしましょう。子供のいるところや何をしているかなど目が行き届きやすいためです。

また、落石の恐れがある崖の近くや落雷の恐れがある1本木の近くは避けてください

さらに詳しいテント設営のときに気をつけたいことを紹介したコラムはこちら。ぜひ参考にしてみてくださいね。

キャンプに不慣れなご家族なら、テントを使わず宿泊することができて、トレイやお風呂などの設備が整っているコテージ泊もおすすめです。

外でバーベキューができるところも多いので、キャンプやアウトドア気分を十分に楽しむことができます。不測の事態に備えて、病院が近くにあるキャンプ場を選んでおくのも良いでしょう。

なお、コテージについて知りたい方はこちらのコラムをぜひご覧ください。

ポイント 2:川遊びをするときの注意点

子供用のライフジャケット

夏場、川がそばにあるキャンプ場はとても魅力的ですよね。
しかし、子供の水難事故が多発しているので、子供が遊ぶ前にまず大人が子供の身長に対して深い場所がないか、流れは強くないかなどの確認を忘れずにおこないましょう。

また、たとえ浅くても溺れることがあるので、ライフジャケットを着用させて子供のそばから離れないようにしてください。

もし川が近くにあるところでキャンプをするときは、急な雨で増水することもありとても危険なので、テントの設営場所には十分に気をつけてください。

ポイント 3:服装

動きやすくて脱ぎ着しやすいのはもちろん、汗をかいたときのために吸収速乾性のような機能性に優れたものを選びましょう。

背の高い草があるところでは長袖長ズボン、半袖半パンの場合は虫除け対策は必須です。熱中症対策に帽子も忘れてはいけません。

ポイント 4:体調管理

水分補給をする兄弟

時間を忘れて遊びに没頭する子供も多いのではないでしょうか。
しっかり水分や食事がとれているかの確認は大切です。

強い日差しの中だと熱中症や脱水症状になりかねません。
夏場、長時間水の中にいたり、寒い時期に薄着で走り回っているうちに体温が低くなる低体温症にも気をつけてあげてくださいね。

ポイント 5:火や刃物などの危険物

子供が屋外で火や刃物を扱うのは貴重な体験になりますが、同時に危険も伴います。

焚き火には近づきすぎないように囲炉裏テーブルを設置したり、刃物を使わないときは必ず子供の手の届かない場所に保管してください。

他にも、ランタンで火傷をする危険性もあるので、ランタンスタンドなどを使って高い位置に設置して子供が簡単に触れないようにしておきましょう。

ランタンスタンドをまだお持ちでない方は、詳しく紹介したコラムがありますので購入の参考にしてみてください。

ポイント 6:虫除け対策

蚊取り線香

昼夜問わず、特に夏にキャンプをするときは虫除け対策は欠かせません
虫除けスプレーや蚊取り線香をはじめ、ぶら下げるだけで効果のあるものもあります。テントの周りはもちろん、テントの中も虫除け対策するのを忘れないでください。

そして、ハチやブヨなどにさされたときの対処法も事前にチェックしておきましょう。虫に刺されたときの薬や、傷口から毒を吸い出すことで応急処置が可能な『ポイズンリムーバー』を持っていくこともおすすめします。

虫除けのことについてさらに詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。

まとめ

子供連れでキャンプに行くときは、連れ出す年齢や性格の見極めも大切ですが、キャンプ場選びや服装、虫除け対策など事前の準備も忘れてはいけません。

初めはテント泊をせずコテージを利用したり、無理に泊まることはせず日帰りのキャンプやバーベキューを楽しむことで、少しずつ子連れキャンプに慣れていくのもひとつの手段です。

ただ、思うように進まないことやハプニングもキャンプやアウトドアにはつきものなので、子供が小さなうちにキャンプをすると楽しむどころではないこともあります。

小さな子供を連れ行って、親にキャンプを楽しむ余裕がもてるかどうかもひとつの目安にしてみてはいかがでしょうか。

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VASTLAND編集部
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