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バーベキューでの火起こし!必要な物&炭の着火方法をご紹介

バーベキューでの火起こし!必要な物&炭の着火方法をご紹介

バーベキューでいつも苦戦を強いられるのが炭の火起こし。なかなか着火できなくて、バーベキューを始められないこともしばしば…。
そこで今回は、炭の火起こしに必要な物や着火方法を詳しくご紹介します。ポイントやコツを学んで、火起こしをマスターしましょう!

まずは炭の種類を知っておく

炭といってもその種類は様々で、種類によって着火のしやすさや燃焼時間、価格に大きな差があります

メリットやデメリット・価格・特徴は、炭選びには重要な情報となります。事前に確認しておきましょう。

5種類の炭の特徴をまとめたコラムもありますので、自分に向いている炭を見つけるための参考にしてください。

必要な道具を用意しよう

  • 柄の長いライター
  • 着火剤
  • 軍手
  • 炭ばさみ
  • 火吹き棒/うちわ

炭の着火に必要な道具は上記のとおりです。

特に着火剤や火吹き棒があると、短時間で火起こしができるのでおすすめ。詳しくはのちほど紹介します!

着火剤とは

着火剤とは、火が付きづらい木炭や練炭などの燃焼を助けてくれる助燃剤のこと。初心者でも扱いやすく、安定して燃え続けるのでおすすめなんです!

着火剤には固形タイプとジェルタイプの2種類あるので、それぞれの特徴を知っておきましょう。

固形タイプ

燃焼時間が長くて扱いやすいのが特徴です。石油由来の成分を多く含んでいる物が多く、独特の臭いがする場合もあります。

ただ湿気に弱く、封を開けたら使い切らなくてはなりません。そのため小分けにされたパッケージの物が多いです。

ジェルタイプ

火力が強いのが特徴で、炭に直接塗り付けることができます。パッケージはチューブタイプと小分け袋のタイプがあります。

ジェルタイプは湿気による影響を受けないので、保管しやすいのがメリットです。

炭を着火させるときのポイント

道具を用意したらいよいよ着火です。

炭に着火させるためには「炭の配置」と「空気を送り込む」、2つのポイントが大事なんです!詳しくチェックしていきましょう。

炭の配置

炭に着火させるには、炭に火を当て続ける必要があるので、炭の配置が重要になります。
火は必ず横ではなく上に伸びていきます。なので中心に着火剤を置き、その上に炭を積み上げましょう

炭を積み上げる際は、間を詰めすぎず空気の通る隙間を開けておくようにしましょう。最初に炭を入れすぎないこと、大きすぎる炭を使わないこともポイントです。

空気を送り込む

着火剤に火をつけてから少し置いておくと、少しずつ炭に着火していきます。
空気を送り込むと燃焼を加速させることができるのですが、そこで火吹き棒やうちわがあるととても楽なんです!積み上げた炭の中心に空気を送り込むようにしてください。

空気を送り込んだタイミングで燃焼が加速し、火の粉が飛びやすくなります。近づきすぎると火傷や衣類を溶かしてしまうため、十分に注意しておこなってください。

炭がしっかりと燃え始めたら、安定して長時間燃えてくれます。炭を継ぎ足して放っておいても、炭同士で火を移してくれますよ。

火吹き棒の詳しい使い方はこちらのコラムをご覧ください!

さらに簡単な着火方法

着火の手助けになるのは着火剤や火吹き棒だけではありません。
チャコールスターター(火起こし器)を使えば、更に炭の着火が簡単にできます。

チャコールスターターとは

炭に着火させるギアのことで、ステンレスやアルミ素材でできた筒状の形をしています。

このギアは煙突効果の原理を利用して、内部の燃焼を加速させることができます。
底に着火剤を入れてその上に炭を積み上げて、火をつけて放置しているだけで炭に着火してくれる優れものです。

煙突効果とは
ドラフト現象とも呼ばれるこの効果は、筒状の中の空気が外気よりも高温の場合に起こります。
高温の空気は低温の空気よりも密度が低いので、筒内のあたたかい空気が浮力を生じて、筒の上部から出ていきます。
同時に、外部の冷たい空気が筒の下部から入ってきます。
この空気の流れによって、筒内に新しい空気が入り続け、燃焼が加速し続けます。

火起こしの注意点

着火剤を追加するタイミング

ジェルタイプの着火剤は火がついているところに追加してはいけません。

追加しようとしたジェルを伝って容器に引火し爆発する事故が多発しています。一度火をつけたあとは、絶対に着火剤を追加しないようにしてください。

紙は使用しない

紙は火がついたまますぐに舞い上がるので危です。新聞や広告を燃やすと灰が多く残り、印刷用インクの灰が食べ物に付着する恐れがあります。

また紙の燃焼時間では、灰を着火するのは難しいのでおすすめしません。

火の粉に注意

炭の火が安定するまでは、どのタイミングで火の粉が飛ぶかわかりません。
火傷や衣類を溶かしてしまう恐れがあるので、むやみに火に近づかないようにしてください。

片付け方法も要チェック

炭の火はなかなか消えません。
消えたと思ってよく見ると消えていなかったり、高温のままになっていたりします。

片付けを中途半端におこなうと、火傷や火事などの事故につながる可能性があります。下記コラムなどで片付け方法もチェックして、キャンプ場の迷惑にならないよう注意しましょう。

まとめ

炭を着火させるポイントは、炭の配置空気を送り込むことです。
この2点がしっかりとできれば、炭の着火に手こずることなくスムーズにバーベキューを始めることができます。

また、炭は着火しづらいものなので、必ず時間がかかります。現地に到着したら、なるべく早めに火起こしを始めることをおすすめします。

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VASTLAND編集部
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