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焚き火に必要な道具11種類を徹底解説!

焚き火に必要な道具11種類を徹底解説!
山本 直也
VASTLAND COLUMN ライター

焚き火は火をあつかうので、備えは万全にしておくのが重要です。焚き火に必要な道具はそろっていますか?今回は焚き火に必要な11種類の道具をそれぞれ解説しながらご紹介していきます。

焚き火に必要な道具一覧

  • 焚き火台
  • 焚き火台シート
  • ナタ、ナイフ
  • 着火剤
  • 柄の長いライター
  • 火吹き棒
  • 火ばさみ
  • 手袋
  • ローチェア
  • 火消し壺

焚き火に必要なものは上記の11種類の道具です。
必要な理由や使用時のポイントなど一つひとつ解説していきます。

焚き火に必要な道具 1:焚き火台

ほとんどのキャンプ場では直火での焚き火を禁止しているので、焚き火をするなら焚き火台を使用することが必須になります。

直火での焚き火は周囲に引火してしまう危険性や、芝生のような地面に生えている植物にダメージを与えてしまうことがあります。焚き火台は自然環境に配慮して、安全に焚き火を楽しむために必要な道具です

焚き火台には、用途や使用人数によってさまざまな種類があります。焚き火台の種類についてはこちらを参考にしてみてください。

焚き火に必要な道具 2:焚き火台シート

焚き火台シートとは、不燃素材を使用したシートのことです。

焚き火台を使用しても焚き火台の下は高温になり、また隙間から火種や灰が落ちることもあります。そういったものから地面を守るために、焚き火台の下に焚き火台シートを敷いておきます。これがあれば芝生の上でも安心して焚き火をおこなうことができます。

焚き火に必要な道具 3:薪

薪の種類には大きく分けて針葉樹と広葉樹の2種類あり、種類によって着火のしやすさや燃焼時間が異なります。

針葉樹

一般的な薪は針葉樹で、手に入れやすく安価です。
木の密度が低く、着火しやすいですが、燃焼時間が短いのが特徴です。
主にマツやスギ、ヒノキなどが針葉樹にあたります。

広葉樹

広葉樹は太くて重いものが多く、木の密度が高いので着火しにくいですが、燃焼時間が長い特徴があります。
主にナラやクヌギ、サクラなどがこの広葉樹にあたります。

焚き火に必要な道具 4:ナタ、ナイフ

購入したままの薪では、太くてなかなか着火してくれません。
ナタやナイフを使って薪割をして、焚き付けに使用できる細さにします

薪が大きいものほど着火しにくく、小さいものほど着火しやすいので、焚き火をするときは着火しやすい小割にした細い薪から中割、太い薪と徐々に火を移していく流れになります。

さらに詳しい火起こし方法は紹介したコラムがありますので、ぜひご覧ください。

焚き火に必要な道具 5:着火剤

ライターの火でも簡単に着火できて、燃焼時間の長いものが着火剤になります。市販されているものは、固形タイプとジェルタイプがあります。
自然の物でも松ぼっくりやスギの葉、身近のものでは牛乳パックやポテトチップスなどが着火剤代わりとして使用することができます。

焚き火に必要な道具 6:柄の長いライター

着火剤に火をつけるときに強く燃え上がることがあり、柄の短いライターだと手を火傷してしまうことがあります。そのため柄の長いライターで、念のために手袋をして着火してください。

焚き火に必要な道具 7:火吹き棒

火を大きく育てるには、空気を送り込むことが重要になります。火吹き棒があれば、焚き火の中心にピンポイントで空気を送り込むことができます。

ただし、着火してすぐのタイミングで火吹きをおこなうと、焚き付け材の火を吹き消してしまう可能性があります。中割の薪が燃えはじめたタイミングで火吹きをおこなってください。

火吹き棒の使い方を紹介したコラムがありますので、ぜひ参考にしてみてください。

焚き火に必要な道具 8:火ばさみ

火ばさみは、燃えた薪の配置を変えたり、薪を安全に追加するために使用します。これは専用のものでなくても、100円ショップで売っているトングで十分です。

焚き火に必要な道具 9:手袋

火傷や薪のトゲから手を守るために手袋を使用します
焚き火を使った調理で、熱したクッカーやスキレットを扱う場合は、革製の分厚い耐熱グローブを使用してください。熱いものに触れない場合は、軍手を使用しても問題ありません。

焚き火に必要な道具 10:ローチェア

ローチェアはもともと焚き火を楽しむために作られたチェアで、座面が低いので薪をくべやすく、ゆったりと座りながら焚き火を楽しむことができます。

アウトドアチェアについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

焚き火に必要な道具 11:火消し壺

火の不始末で火災が起こることもあるので、焚き火きをするなら後片づけのことも重要です。

火消し壺があれば、薪が燃え尽きるのを待たずに消火することができ、灰の捨て場がなくても火消し壺に入れて持ち帰ることができます。

炭の片付け方や処理方法について紹介したコラムがありますので、さらに詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

まとめ

焚き火に必要な道具、11種類をご紹介しました。
全部そろっているかは一覧よりチェックしてみてください。

焚き火はあつかいを誤ると火災や火傷を起こしてしまう危険性があります
しっかりと必要な道具をそろえて安全に焚き火を楽しみましょう。

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山本 直也
VASTLAND COLUMN ライター
和歌山県田辺市を拠点に、キャンプ・釣り・山菜採りなどアウトドア中心の生活をしている。週末には必ず山奥に行き自然の中で過ごす。釣り歴は特に長く、今年で20年になる。日本キャンプ協会公認キャンプインストラクターを保有。
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