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キャンプで欠かせない焚き火!その魅力と楽しみ方をご紹介

キャンプで欠かせない焚き火!その魅力と楽しみ方をご紹介
山本 直也
VASTLAND COLUMN ライター

キャンプに欠かすことのできない焚き火ですが、焚き火ってただ薪を燃やしているだけなのに、なにがそんなにいいの?と思う方も多いのではないでしょうか。しかし一度焚き火を経験すると、キャンプには欠かすことができないほどハマってしまいます。今回はその焚き火の魅力や楽しみ方をご紹介します。

焚き火に魅力を感じる理由

焚き火には、言葉で言い表すことのできないような不思議な魅力があります。ただ焚き火を見ているだけなのに気持ちが穏やかになり、とてもリラックスすることができます。

なぜ焚き火にそんな効果があるのかというと、「1/fゆらぎ」の効果によるものとされています

1/fゆらぎ(エフぶんのいちのゆらぎ)とは

「1/fゆらぎ」とは、光や音、振動などに含まれる特別なリズムのことです。

生体が本来持っているのと同じリズムであるため、私たちの本能的な快感や快適さを与えてくれるのだそうです。1/fゆらぎに触れると、リラックス時に発生する脳波、α波が増えることが判明しています

具体例としては、人間の心拍の間隔やロウソクの炎の揺れ、小川のせせらぐ音、木漏れ日、ホタルのひかり方などがあります。

焚き火を楽しむ前に

焚き火を楽しむ前に、焚き火についての予備知識をご紹介します。

焚き火ができる場所はどこ?

焚き火は火を扱うので、どこでもできるわけではありません。
火気を扱う行為を禁止している場所も多く、もちろんそういった場所では焚き火はできません。

では、一体どこなら焚き火ができるかというと、最も無難な場所はキャンプ場、もしくは河原のどちらかです。河原では例外があり、管理している自治体が火気の扱いを禁止している場合があるので事前に確認が必要です。

キャンプ場や河原では直火(地面の上で直接焚き火をすること)を禁止している場合が多いので、焚き火台は用意しておきましょう。

焚き火をするときに気を付けるポイント

焚き火をする前には、周囲の状況を確認することが重要です。

周囲に燃え移りやすいものがないか、風の強さや風向きなども確認してください。風で飛んだ火の粉が原因で周囲のものに燃え移る恐れがあるからです。特に秋から冬の空気が乾燥している時期は要注意です。

ポリエステル製の服やタープ、チェアなどに火の粉が当たれば溶けてしまいます。肌に当たれば火傷もしてしまうので、十分に気をつけましょう。

焚き火に必要なもの

焚き火には、以下のギアが必要になります。

  • 焚き火台
  • 着火剤
  • ライター/ファイヤースターター
  • 薪ばさみ
  • 火吹き棒
  • 軍手

焚き火をするときに必要な道具を詳しく知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。

焚き火の楽しみ方

炎を眺めて楽しむ

焚き火の一番の楽しみ方は『焚き火の炎を眺める』ではないでしょうか。

パチパチと薪の焼ける音と、揺らぐ炎の暖かい光がとてもリラックスさせてくれます。焚き火を眺めながら会話をしたり食事やお酒を飲めば、普段とは違う雰囲気で楽しむことができます。

火起こしを楽しむ

便利なものがたくさんある現代では、その便利に頼りながら生活をしています。その便利なものに頼らず物事をなしとげると、サバイバル感を感じることができます。

それは火起こしでも同じで、ライターを使えば簡単に火を付けることができますが、そういった便利なものに頼らず火起こしをすることで、サバイバル感を楽しむことができます

火打ちからの火起こし方法を詳しく知りたい方は、こちらコラムをぜひご覧ください。

焚き火で調理を楽しむ

焚き火でダッチオーブンやスキレットを使った料理をするのもおすすめです。

薪から上がる炎で調理するのは独特の雰囲気があり、とても楽しくなります。火力の調整が難しいですが、その難しさがちゃんとできたときの達成感や楽しさを感じさせてくれます。

スキレットを使った調理をご紹介したコラムがありますので、ぜひ参考にしてみてください。

焚き火台にこだわる

焚き火台には大きさや形状、デザインなど様々な種類があり、自分の好みで選んだ焚き火台で焚き火をするのは、新鮮でとても楽しいものです。

焚き火台のサイズや形によって炎の見え方も変わるので、焚き火台を複数台持っている方も多くいるほど。

まだ焚き火台をお持ちではない方は、焚き火台の種類をご紹介したコラムがありますので、ぜひご覧ください。

焚き火の後片付け

焚き火を楽しんだあとは、必ず消火をおこなってください。

消火をせずに焚き火から離れてしまうと、その間に小動物が焚き火台にぶつかったり、突風で焚き火台が転倒して火事が起きる危険性があります。焚き火を終えるときには、しっかりと消火させることが重要です。

消えたと思っていても消火できていないこともあり、火傷や火事の原因になることもあります。後片付けにもしっかりとした知識が必要になりますので、後片付け方法についてもしっかりとチェックしておきましょう。

炭の正しい片付け方や処理方法を詳しく紹介したコラムがありますので、ぜひ参考にしてくださいね。

まとめ

焚き火は単に薪を燃やすだけの行為ではなく、焚き火から発する音や炎の光にはリラックス効果があり、焚き火を眺めるだけで癒されます。火起こしや調理など、サバイバル要素のある楽しみ方ができるのも魅力のひとつです。

キャンプの予定がある方、さっそく焚き火に癒されてみてはいかがでしょうか?

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山本 直也
VASTLAND COLUMN ライター
和歌山県田辺市を拠点に、キャンプ・釣り・山菜採りなどアウトドア中心の生活をしている。週末には必ず山奥に行き自然の中で過ごす。釣り歴は特に長く、今年で20年になる。日本キャンプ協会公認キャンプインストラクターを保有。
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