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アウトドアチェアはどう選ぶ?キャンプのスタイルに合わせた選び方

アウトドアチェアはどう選ぶ?キャンプのスタイルに合わせた選び方
山本 直也
VASTLAND COLUMN ライター

キャンプを快適に過ごすために必要不可欠な「アウトドアチェア」。
選び方を間違えると、机の高さに合わなかったり、持ち運びが不便だったり…せっかく購入したチェアが邪魔ものあつかいになってしまいます。
失敗しないためにはチェアの種類や特徴を知ることが大切です。キャンプスタイルに合わせて選べるように一緒に見ていきましょう!

アウトドアチェアの種類と特徴

アウトドアチェアの種類は、大きく分けて3種類あります
収納やサイズなど、チェアの特徴とあわせて確認していきましょう。

ハイチェアタイプ

ハイチェアタイプは、昔からある定番の形です。肘置きやドリンクホルダーなどがついているタイプが多く、食事がしやすい姿勢で使用できます

座面の高さは約40cmで、普段使用している椅子とほぼ同じくらいの高さです。座面が低すぎないため、立ち上がるのが楽なのもポイント。BBQや設営などで頻繁に動く方におすすめです!

収納サイズは約90×15cmくらいで、収束式のものが多いです。

収束式とは
チェアの4つの足を一点にまとめることができます。広げるのも収納するのも簡単です。

ローチェアタイプ

ローチェアタイプは、 座面の高さが約25cmと低めなのが特徴。

足を伸ばした状態で座ることができるので、ゆったり過ごしたい方におすすめのタイプです。お子様用のチェアとしても活躍します。

収納サイズは約35×15cmほどで組み立て式のものが多く、コンパクトになるので楽に持ち運べます。

組み立て式とは
シートが外せて、フレームも分解できるタイプです。最もコンパクトになります。

ベンチタイプ

ベンチタイプは横に長く、2~3人で並んで座ることができます、

子供連れのファミリーキャンプや、大人数のグループキャンプなどで活躍します。荷物置きとしても使用できるので、とても便利です。

収納サイズは約100×60cmほどで、折り畳み式のものが多いです。サイズが大きく折りたたんでもかさばるため、荷物に余裕があるか確認しておきましょう

折り畳み式とは
背もたれやフレームを倒すように折り畳み、平たく収納するタイプです。

キャンプスタイルに合わせてチェアを選ぶ

ハイスタイルの場合

みんなでダイニングテーブルを囲んで食事を楽しむようなスタイルを「ハイスタイル」といいます。
キャンプで食事をメインに楽しみたい、ファミリーキャンプ・グループキャンプの方にはぴったりのキャンプスタイルです。

ハイスタイルは、食事・調理がしやすいよう全体的に高さのあるギア(道具)を使用するため、ハイチェアタイプやベンチタイプが適しています

ロースタイルの場合

地面に近い位置で焚火や調理などを楽しむスタイルを「ロースタイル」といいます。

背の低いギアを使用するため、ローチェアタイプが適しています。また、コンパクトになるギアが多いため、ソロキャンプやツーリングキャンプで荷物を軽量化したい方におすすめです。 

チェアの素材や耐荷重もチェック!

フレームの素材をチェックしておく

アウトドアチェアは主に「スチール製・アルミ製・木製」の3種類があります。素材ごとの特徴をチェックしておきましょう。

スチール製

  • 長所:安価で強度が高い
  • 短所:重くて錆に弱い

アルミ製

  • 長所:軽くて丈夫。錆に強い
  • 短所:スチール製に比べて少し高価

木製

  • 長所:オシャレなものが多い
  • 短所:重く木の強度によって割れてしまう可能性がある

どの素材でも定期的にフレームの割れや曲がり、錆がないか、シートの破れがないかのチェックが必要ですね。

耐荷重をチェックしておく

アウトドアチェアには「ここまでの重さには耐えられます!」という基準の重さ(耐荷重)が設定されています。
キャンプスタイルにあわせてチェアを選んでも、壊れてしまっては元も子もありません。耐荷重は必ずチェックしておくべきポイントです。

自分の体重より、かなり余裕をもっておいた方が安心できます。

まとめ

いかかでしょうか?
キャンプでは時間の多くを座って過ごします。自分のキャンプスタイルに合わせたアウトドアチェアを選ぶことで、より快適に過ごすことができます。

あわせて、チェアの素材と耐荷重を確認することも忘れずに!
この記事を参考にして、自分にあったアウトドアチェアを探してみてくださいね。

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山本 直也
VASTLAND COLUMN ライター
和歌山県田辺市を拠点に、キャンプ・釣り・山菜採りなどアウトドア中心の生活をしている。週末には必ず山奥に行き自然の中で過ごす。釣り歴は特に長く、今年で20年になる。日本キャンプ協会公認キャンプインストラクターを保有。
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