焚き火のやり方とは?ちょっとしたコツと注意すべきポイント

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焚き火のやり方なんて薪や木の枝に火をつけるだけじゃないの?と思っている方、実は少なくありません。キャンプ場で焚き火をするには焚き火台が必要だったりとか、ちょっとした知識が必要だったり、注意しなくてはいけないことがあります。今回は焚き火初心者向けに、やり方やコツをご紹介します。

焚き火をする前に

焚き火をするには焚き火台が欠かせません

テレビや映画などで見かける焚き火のシーンは、地面の上で直接焚き火をする「直火(じかび)」という方法で焚き火を行っていることが多いですよね。
ワイルドでかっこいい印象がありますが、ほとんどのキャンプ場では禁止されています。なぜ直火が禁止されているのかというと、安全面と環境面の2つの問題があります

直火では周りに引火してしまう危険性があります。そして芝生のような地面に生えている植物を傷めてしまうことや、地面に焼け残った薪をそのままにして自然を汚してしまうなどの問題があります。こういった問題は実際に多く、そのため多くのキャンプ場で直火を禁止しています。

焚き火台は、安全に焚き火をおこなうためと、自然環境を傷つけることなく焚き火を楽しむために必要なものです。

焚き火台の種類

焚き火をする目的には、焚き火を楽しむだけではなく、調理や暖をとるためなどがあります。焚き火台もその用途に合わせてさまざまな種類があり、サイズも多人数用の大きいタイプや、ソロキャンプ用の小さなタイプがあります。
どの焚き火台を使用するかは使用する目的や人数、デザインの好みなどで選びます。

焚き火台の種類について詳しく紹介したコラムがありますので、ぜひ参考にしてください。

焚き火の準備

焚き火の準備 1:周囲の確認と焚き火台の組み立て

まずは周囲に燃え移りそうなものがないかを確認してください。テントやタープも素材によっては火の粉が当たれば溶けてしまうので要注意です

安全確認できた場所に焚き火台を組み立てましょう。焚き火台の下に焚き火台シートを敷けば、地面が芝でも安心して焚き火をすることができます。

焚き火台シートとは、焚き火の熱から芝生やウッドデッキを守るための耐熱シートのことです。焚き火台からこぼれ落ちた炭や灰を回収しやすいメリットもあります。

焚き火の準備 2:焚き付け材の準備

購入した薪をそのまま焚き付けに使用しても、そのままでは太くてなかなか火がついてくれません。鉈やナイフで薪を細くしたものや、周囲に落ちている小枝や松ぼっくり、スギの葉などもよく燃えるので焚き付け材におすすめです。

湿ったものを使用するとなかなか着火しなかったり、煙がたくさん出てしまうので乾燥したものを使用してください。

焚き火のやり方(着火方法)

焚き火のやり方手順 1:着火剤と薪の配置

中央の一番下に着火剤を置き、その上に細い薪や枝、スギの葉などを置いてください。間は詰めすぎず、空気の通り道は開けておくようにして、その上に中くらいの太さの薪を置きます。

焚き火のやり方手順 2:着火方法

中央部分に配置した着火剤にライターで火をつけますが、着火剤は一気に燃え上がるので危険です。必ず手袋をはめて、柄の長いライターを使用するようにしてください。

着火してすぐに火吹きをしないのがポイントです
焚き付け材しか燃えていないうちは、逆に火を吹き消してしまいます。

焚き火のやり方手順 3:火を育てる

中くらいの薪が燃え始めたら太い薪を足してください。そして火吹き棒を使って中央に空気を吹き込みましょう。

太い薪が芯から燃え始めると安定して燃えてくれるので、薪が少なくなったタイミングで薪をくべれば薪に火が移りはじめます。

着火のポイントをおさらい

  • 着火剤の配置は一番下
  • 焚き付け材や薪は間を詰めすぎず、空気の通り道を作る
  • 焚き付け材しか燃えていないうちは火吹きをしない
  • 細い薪からはじめて、中くらいの薪、太い薪と徐々に火を移す

焚き火をするときの注意点

着火剤の追加

火がついている状態でジェルタイプの着火剤を追加しようとして、着火剤の容器に引火するという事故が多発しています。一度火をつけた状態から着火剤を追加するのは非常に危険なのでやめましょう。

新聞紙や紙

焚き火の上は上昇気流が起こるので、新聞紙や紙のような軽いものを入れてしまうと、燃え上がった状態の紙類が上昇気流にのって飛ばされることがあります。そのままどこかに引火して火事が起こってしまうこともあるので、十分に注意してください。

焚き火の後片付け

焚き火の後片付け

薪や炭は火が消えたように見えても、芯が燃えていることが多いので、焚き火の消火や後片付けには注意が必要です。

特に宿泊するとき、就寝前には必ず焚き火の後片付けをしてください。火がついた状態で放置すると、突風や野生動物が焚き火台を倒してしまい、火災を起こしてしまう恐れがあります。

使い終えた薪や炭の後片付けについて知りたい方はこちらのコラムをぜひご覧ください。

焚き火台の後片付け

焚き火が終わってすぐは、焚き火台が高温になっています。素手で触れるほどに冷ましてから片付けるようにしてください。

高温の状態で水をかけて冷まそうとすると、急激に冷やされたことにより、焚き火台が変形や破損をしてしまいます。ゆっくり時間をかけて冷ますようにしてください。

まとめ

焚き火はやり方を誤ってしまうと、火災や火傷を起こす原因になるので、焚き火を楽しむにはしっかりとした知識が必要です。

自然環境を守りながら安全に焚き火を楽しむためには焚き火台は欠かせません。手順を間違えると火起こしもなかなかできないことだってあります。

今回のコラムが、焚き火のやり方に不慣れな方のお役に立てればうれしいです。
そして、焚き火をするときのマナーをしっかりと守って、安全に焚き火を楽しんでくださいね。

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山本 直也
山本 直也
和歌山県田辺市を拠点に、キャンプ・釣り・山菜採りなどアウトドア中心の生活をしている。週末には必ず山奥に行き自然の中で過ごす。釣り歴は特に長く、今年で20年になる。

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