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愛犬を連れてキャンプへいこう!必要な持ち物やマナー、注意点などを解説

愛犬を連れてキャンプへいこう!必要な持ち物やマナー、注意点などを解説
山本 直也
VASTLAND COLUMN ライター

キャンプでの楽しい時間を愛犬と一緒に過ごしたい。ですが知識のないままキャンプに連れていくと、何かトラブルが起きてしまうかもしれません。そうならないように愛犬とキャンプを楽しむために必要な知識を学んでおきましょう。

愛犬を連れてキャンプはできるの?

もちろん愛犬と一緒にキャンプを楽しむことは可能です。しかしキャンプ場によってはペット同伴ができない施設もあるので、事前にキャンプ場のホームページや電話などでペット同伴可能かの確認をとる必要があります

その他にも準備しておくべきことや気をつけるべきマナー、注意点などもあります。愛犬とキャンプを楽しむためにそれぞれの重要なポイントを詳しくチェックしていきましょう。

犬連れキャンプをする前にすべきこと

外の環境に慣らしておく

キャンプ場のような慣れない環境にいると、ストレスで無駄吠えしてしまうことがあります。キャンプ場には他にも利用されている方やペットもいるので、そういった環境に慣らしておく必要があります。

ドッグランや公園など外の環境、自分の家族以外の人や動物に接する機会をつくっておくことが重要です。そうして慣らしておくことでキャンプ場のような、はじめての場所でもストレスを感じなくなり無駄吠えが少なくなります。

予防接種とワクチン接種

自宅周辺でしか過ごさない場合は5種混合ワクチンで問題ないのですが、他県や山などで遊ばせる場合には8種混合ワクチンを接種しておくのがおすすめです。急に5種から8種に変更すると、体調不良を起こす場合があります。まずは獣医師に相談してからワクチン接種を検討してください。

一部のキャンプ場では、「狂犬病予防注射済票」と「混合ワクチン接種証明書」の提示をしないと入場が制限されることもあります。必ず証明書の原本またはコピーを携帯しておくようにしましょう。

犬連れキャンプの持ち物

必要な持ち物

  • フードボール
  • 滞在分のフード
  • ティッシュ、ウエットティッシュ
  • タオル
  • トイレシート、ウンチ袋
  • リード、ハーネス
  • ケージ
  • 狂犬病予防注射済票、混合ワクチン接種証明書
  • 常備薬、虫よけ
  • 寒さ暑さ対策

キャンプでは忘れ物はつきものですが、忘れてしまってはかわいい愛犬が困ってしまいます。このリストをみながらしっかりチェックして、なくさないようにひとつのケースや袋にまとめておきましょう。

あると便利な犬用キャンプグッズ

キャンプ場にはリードをつなげる都合のいい場所がなかなか見つからない場合があります。長めのペグを準備しておくと、ペグ打ちさえできればどこでもリードをつなげるのでとても便利です。

他にも犬用のコットやテントもあるので、愛犬が普段お家で休む空間(クッションやハウス)を再現してあげると野外でも落ち着きやすいようです。

犬連れキャンプで気をつけるべきマナー

基本的にリードは常につないでおく

他に利用されている方もいらっしゃり、中には犬が苦手な方もいるかもしれません。突然走り出した犬に小さな子供がびっくりして転倒し、ケガをしてしまう可能性もあります。のびのび走らせてあげたい気持ちはわかりますが、常にリードはつないでおいてください。

自由に走らせてあげたい場合は、リードやハーネスにつないで一緒に走ってあげるか、ドッグランのあるキャンプ場を選びましょう。

おトイレの後始末

ペットがおトイレしたときの後始末は飼い主の義務です。フンをした場合は必ず回収しキャンプ場指定の方法で処理するか、持ち帰るようにしてください。おしっこをした場合は水で流せるように、ペットボトルなどで水を持ち歩くようにしましょう。

吠えたときの対策

もちろん犬だから吠えてしまうのは仕方ありませんが、吠え続けると周りの迷惑になってしまいます。吠えてもすぐに静止できるようなしつけを覚えておきましょう。

飼い主さんが注意すべきこと

脱走しないようにいつも以上に注意

いつもと違う環境に愛犬も興奮しがちです。気を抜いた隙に脱走してしまう可能性が高いので、いつも以上にリードの係留には注意してください。もしものために「迷子札、犬鑑札」をつけておくこともおすすめします。

寝ているときにこそっと抜け出してしまうこともあります。慣れるまでは就寝時もリードでしっかりとつないでおくようにしてください。

盗み食いに注意

キャンプではくつろぐ場所で調理をする方も多いのではないでしょうか?そのタイミングに高確率でお肉は狙われています。ちょっと目を離した隙にボロボロのパッケージだけが残されているのはよくある話です。

万が一口にしたものが、犬が食べてはいけないものだと大変です!そんなことにならないように調理や食事中は注意しておきましょう。

寒暖差に注意

野外では過ごしやすい気候でも昼夜の寒暖差が異常に激しくなることもあります。標高の高い場所では真夏でも夜になれば寒いくらいになることも…。そのため季節に問わず、寒さ暑さ対策を備えておきましょう。

抜け毛にも注意

種類や季節によって抜け毛が多くなることもあり、風に飛ばされて周辺の方に迷惑がかかってしまうこともあります。キャンプに行く前にブラッシングをしてあげて、抜け毛が飛ばないように対策しておきましょう。また撤収時にも抜け毛のかたまりが落ちていないかのチェックをするように心がけておきましょう。

まずはデイキャンプからはじめてみる

デイキャンプとは日帰りキャンプのことで、野外泊のキャンプに比べて荷物も少なく気軽に楽しむことができます。まずはデイキャンプをやってみて、環境に慣れてから1泊のキャンプにチャレンジするのがおすすめです。

まとめ

愛犬とのお出かけならホテルに泊まるような旅行より、大自然の中で過ごすキャンプの方が気軽にのびのび楽しむことができます。このコラムを参考にぜひ愛犬とのキャンプにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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山本 直也
VASTLAND COLUMN ライター
和歌山県田辺市を拠点に、キャンプ・釣り・山菜採りなどアウトドア中心の生活をしている。週末には必ず山奥に行き自然の中で過ごす。釣り歴は特に長く、今年で20年になる。日本キャンプ協会公認キャンプインストラクターを保有。
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