ねじ結び(ティンバーヒッチ)の結び方と用途を解説!
VASTLAND COLUMN ライター
今回ご紹介するロープワークは、「ねじ結び」です。このコラムで結び方をマスターできるように、徹底的に詳しく解説していきます。お手元にロープを持って一緒にねじ結びにチャレンジしていきましょう。
ねじ結びとは?
ねじ結びとは、ティンバーヒッチともいい、木のような棒状の物に結び付けるロープワークです。結び方の工程が非常に少なく、簡単に結び付けることができます。
ねじ結びの用途
ねじ結びの使用用途は、以前にもご紹介した巻き結びと同じ用途で木のような棒状の物にロープを結び付けたいときに使用します。しかし巻き結びと少し特徴が異なり、ロープを引く負荷が緩むと結び目も緩みますので、薪のような複数本ある物をまとめることには適していません。
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ねじ結びの結び方
動画でねじ結びの結び方をチェック
画像でねじ結びを解説
まずは結び付けたい対象物に対してロープを一周巻き付けます。
先端側ともと側のロープをクロスさせてできた輪っかに先端を通します。
後は先端をもと側のロープにグルグルと巻き付けます。巻き付ける回数は決まっていませんが、巻き付けた回数が多いほど強度が増します。
もと側のロープを引っ張って締め付ければねじ結びの完成です。何度か繰り返し練習してみるとマスターできるので、ぜひこのコラムを見ながら練習してみてください。
和歌山県田辺市を拠点に、キャンプ・釣り・山菜採りなどアウトドア中心の生活をしている。週末には必ず山奥に行き自然の中で過ごす。釣り歴は特に長く、今年で20年になる。日本キャンプ協会公認キャンプインストラクターを保有。