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ダブルフィッシャーマンズノット(二重テグス結び)の結び方と用途を解説!

ダブルフィッシャーマンズノット(二重テグス結び)の結び方と用途を解説!
山本 直也
VASTLAND COLUMN ライター

今回ご紹介するロープワークは、「ダブルフィッシャーマンズノット(二重テグス結び)」です。このコラムで結び方をマスターできるように、徹底的に詳しく解説していきます。お手元にロープを持って一緒にダブルフィッシャーマンズノットをマスターしていきましょう!

ダブルフィッシャーマンズノットとは?

ダブルフィッシャーマンズノットとは、二重テグス結びともいって、ロープの端と端をつなぐための結び方です。滑りやすい材質のロープとロープつなぐのに適したロープワークで、強度が高くて登山や捜索救助のときにも使用されています。

ダブルフィッシャーマンズノットの用途

使用するロープの長さが足りないときにロープとロープをつなぎ合わせて長さを延長できます。ロープが切れてしまった!といった緊急事態につなぎ合わせることもできるので、もしもの時のために覚えておいてもいいかもしれません。

ダブルフィッシャーマンズノットの結び方

動画でダブルフィッシャーマンズノットの結び方をチェック

画像でダブルフィッシャーマンズノットを解説

まずは人差し指と中指の二本に添わせた状態で持ってください。

ロープを指に二周巻き付けていきます。ポイントはロープのもと側に向かって巻き付けてください。

ロープの先端は「先または先端」といいます。反対のロープが長く残る側は「もと」といいます。

指からロープを外し、指が通っていた輪っかにロープの先端を通します。

つなぎ合わせるロープの先端を輪っかにさきほどと反対の方向から通します。

はじめに輪っかに通したロープの先端とそのロープのもとを引っ張り、結びを締めます。

後から輪っかに通したロープもさきほどと同様に結んでいきます。今回はさきほど結び付けたロープのもと側も一緒に指に添わせて状態で持ちます。

今回もロープのもと側に向かって二周ロープを巻き付けていきます。

指からロープを抜き、できた輪っかに先端を通します。

先端側ともと側のロープを引っ張り、結びを締めます。これでふたつの結びができました。

最後にふたつのロープのもと部分を持って引っ張れば、結びが滑ってふたつの結びがぶつかります。これでダブルフィッシャーマンズノットの完成です。何度か繰り返し練習してみるとマスターできるので、ぜひこのコラムを見ながら練習してみてください。

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山本 直也
VASTLAND COLUMN ライター
和歌山県田辺市を拠点に、キャンプ・釣り・山菜採りなどアウトドア中心の生活をしている。週末には必ず山奥に行き自然の中で過ごす。釣り歴は特に長く、今年で20年になる。日本キャンプ協会公認キャンプインストラクターを保有。
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