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焚き火で作る!おいしいキャンプ料理レシピまとめ

肌寒い秋や冬のキャンプの醍醐味といえばやっぱり焚き火!
ゆらゆらと揺れる炎を見つめるだけで、なんだか癒されますよね。
焚き火を眺めるだけのテレビ番組が人気になったりと、静かなブームになっています。

ですが、癒しの効果がある焚き火も眺めるだけではもったいない!
焚き火で料理を作って、もっと秋キャンプを楽しんでみませんか?

今回は「食欲の秋」にぴったりな【焚き火で作るおいしいキャンプ料理のレシピ】をご紹介します。

焚き火をするにあたっての注意点

直火OKのキャンプ場は少ないので要確認

直火とは、地面に直接火を起こして焚き火をする事を指します。

火によって芝生が傷んでしまう事もあり、直火NGのキャンプ場が多いため、焚き火台を事前に用意しましょう。

テントの近くで焚き火をしない

テントやタープの多くは化学製品でできており、火の粉が飛ぶと穴が開いてしまうので近くで焚き火を行うのは控えたほうが良いでしょう。
難燃性の高いコットン素材のものであれば大丈夫です。

消すところまでが焚き火

焚き火で最も重要なのは「後始末」です。
帰る前は勿論、寝る前にも消すのがマナー。
就寝中など誰も火を見ていない場合、万が一、風で焚き火が倒れてしまい山火事が発生する可能性もあります。
安全のためにも、帰宅前・寝る前に必ず焚き火を消しましょう。

◆ 焚き火を消す際のポイント
  • 火傷の危険があるため、燃えている焚き火に水をかけるのは絶対NG!
  • まずは薪や炭を燃やし尽くします。燃えている薪や炭を広げると空気に触れる面積が増えるため、火を弱めるのに一役買います。
  • 沈下を確認出来たら水をかけますが、必ず焚き火台から炭をおろしてから!そのままかけると、急激な温度変化で焚き火台が変形する恐れがあります。
  • 完全に消化出来たら、指定の灰捨て場に捨てるか、家に持ち帰りましょう。
  • 消化後の消し炭は火種として再度利用できます。

焚き火で料理をする前に

料理は熾火になってから

料理は熾火になってから

焚き火の炎で料理するだけ、と簡単にとらえがちですが、焚き火での料理は意外と難しいもの。

料理する上で最も大事なポイントは「火」の通し方。
炎が燃え上がっている状態のほうが「強火でこんがり出来上がりそう」だと思ってしまいます。
しかし、薪を使う焚き火では火力が強く、コンロと違い火力調節も難しいため、鍋や具材が黒焦げになって料理は失敗…キャンプが台無しになってしまいます。

料理を成功させるポイント。それは「熾火(おきび)」になるまで待つことなんです。

熾火とは?

熾火とは?

熾火とは、しばらく焚き火を行った後に見られる、薪にしっかりと熱が入って赤くなり、炭化した状態のこと。
煙や炎は落ち着いて見えますが、1000度近い高温で静かに燃え続けています。

また、薪の量を調節することで強火・弱火のコントロールがしやすく、煙も出ません
遠赤外線の暖かさで体も暖めてくれます。

このじっくりとした熾火の熱が、焚き火での料理を成功させるポイントなんです!
焚き火の炎が安定したら薪を離して置いておき、炎が収まって赤く炭化するまで待ってから、調理を始めましょう。

焚き火で作るキャンプ料理6選!

ベーコンエッグ

ベーコンエッグ
◆ 作り方
  1. 鍋に油をひき、火加減を見ながらベーコンを焼く
  2. ベーコンの上に卵をおとし、お好みで塩コショウをふる
  3. 鍋に水を入れ(大さじ2ほど)、蓋をしたら弱火で2~3分蒸す
  4. 卵がお好みの固さになったら完成!

ホイル焼き

じゃがいもとベーコンのホイル焼き

じゃがいもとベーコンのホイル焼き
◆ 作り方
  1. じゃがいもとベーコンを一口大に切る
  2. アルミホイルに具材をのせ、オリーブオイル、塩コショウを上から振りかける
  3. とろけるチーズを全体に散らしたらアルミホイルで巻き、焼き網にのせたらBBQ用カバー・蓋をかぶせて蒸し焼きにする
  4. 具材に火が通ったら完成!

タコとチーズのホイル焼き

◆ 作り方
  1. ミニトマトはへたを取って半分に切り、パプリカ、ブロッコリー、タコは一口大に切る
  2. アルミホイルに具材をのせ、オリーブオイル、塩コショウ、ガーリックパウダーを上から振りかける
  3. とろけるチーズを全体に散らしたらアルミホイルで巻き、焼き網にのせたらBBQ用カバー・蓋をかぶせて蒸し焼きにする
  4. 具材に火が通ったら完成!

マシュマロ・チョコ・サンド

マシュマロ・チョコ・サンド
◆ 作り方
  1. 火でマシュマロをあぶる
  2. チョコレートをのせたクラッカー or クッキーの上にマシュマロをのせる
  3. マシュマロの熱でチョコレートが溶けてきたら完成!

ポップコーン

ポップコーン
◆ 作り方
  1. 蓋付きの鍋を用意し、鍋にポップコーンの豆を入れ、大さじ1ほどのサラダ油を全体に絡める
  2. 蓋をして中火にかけ、焦げ付かないように鍋を振る
  3. 2、3分するとポンポンと弾ける音がしてくる
  4. 音が鳴り止み、お好みで味付けをしたら完成!

焼きりんご

焼きりんご
◆ 作り方
  1. りんごを綺麗に洗い、ヘタや種をしっかりくりぬいて取り除く
  2. 表面(皮の上から)10~20箇所ほど、爪楊枝などで浅めに穴をあけると火が通りやすくなる
  3. 先ほどくりぬいた穴に砂糖・シナモン・バターを詰め込む
  4. アルミホイルで5重くらいしっかりと包み、火の中に投入する
  5. 焼き加減を時々確認しながら、30分ほど焼いたら完成!

焼き芋

焼き芋
◆ 作り方
  1. 芋が乾燥・焦げないように水に浸した新聞やキッチンペーパーで包む
  2. アルミホイルはクシャクシャにしてから隙間が無いように巻く
  3. 焚き火台の端に置き、60度を目安に40分程度かけて遠火でじっくり火を通す
  4. 焼きムラがないように焼く面を調整し、串を刺すor触ってみて柔らかければ完成!

まとめ

今回は、焚き火で料理する場合のコツやレシピをご紹介しました。

キャンプに行くなら、ぜひ焚き火で料理を楽しみましょう♪
柔らかな炎と出来立ての料理で体を暖めて、快適な秋キャンプをお過ごしください。

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