毎年お花見に参加している方、騒がしい花見は嫌いなので参加を拒否している方、今年はキャンプをプラスした「お花見日帰りキャンプ」に挑戦してみませんか?
春は過ごしやすいので、気負わずに楽しめること間違いナシ!
楽しめるポイントや持っていきたい道具(ギア)、気をつけたいことなどを詳しくお教えします!
初心者は春キャンプをすべし!
「キャンプといえば夏でしょ!」
確かに、夏休みやお盆休みなどの長期休暇に行かれる方が多いこともあって、キャンプ場のハイシーズンは夏とされています。
しかし実は、ベストなキャンプシーズンは春と秋なんです!
春は寒すぎず、暑すぎず、日差しや気温も穏やか。
テントの設営に手間取っても汗だくにならないところも結構ポイントです。
他にも虫がまだ少なかったり、ハイシーズンではないため料金も安かったり、人が少なかったりといいところづくしの季節!
春はキャンプデビューするのにピッタリの季節とも言えます。
日帰りお花見キャンプの魅力について
そんな過ごしやすい春は、桜が咲き誇るお花見の季節。
ぜひお花見キャンプに挑戦してください。
いつもは花見ができる公園に行っているという方も、きっとハマること間違いなしの魅力をご紹介します!桜の咲くキャンプ場でキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。
魅力1:キャンプ場が混まない!
春のキャンプ場は一般的な公園に比べて混雑しないのが魅力。
ハイシーズンから少し外れていることもあって、人も少なめ、静かに落ち着いて桜を楽しめます。ワイワイ賑わいながらの花見や人混みが苦手な方は、間違いなくキャンプ場でのお花見がおすすめ!
魅力2:お花見を純粋に楽しめる
一般的なお花見ができる公園の場合、やはり多くの人が訪れます。
「場所がなかった!」 「場所は取れたけど桜が見えない!」 「半日以上前から場所取りをしている」 「お隣さんが近くて気になる!」 など、こんな経験はよくありますよね。花よりも人や環境に意識がいってしまうのは避けたいところです。
場所やタイミング次第で混雑していることもありますが、春のキャンプ場は一般的なお花見公園に比べて混雑しないことが多いです。そのため他人を気にする心配もありませんし、急な雨が降ってもテントの中からしっかり桜を見ることができます。
プライベートな空間を保ちながらお花見を純粋に楽しむことができるのは大きな魅力です。区画が決められているキャンプ場なら、なおさら良いですね!
魅力3:バーベキューができる
ほとんどのキャンプ場は焚き火やバーベキューができます。
しかし公園は、火の取り扱いが禁止されている場合が多く、バーベキューエリアの場所や時間が取り決められていることもあります。
場所や時間を気にせずに焚き火やバーベキューが楽しめるのは、キャンプ場の良い点と言えますね。
魅力4:日帰りにすると初心者でも気楽
いきなり泊まりのキャンプはちょっと…という方は、日帰りでのキャンプを計画しましょう。
日帰りだと荷物も抑えられますし、感覚的には普段のお花見と似ているので、春キャンプは日帰りで気楽に楽しむのもありですね。
お花見キャンプを楽しむポイント
桜の種類と開花状況を聞いておく
桜は種類や場所によって開花日が異なります。予定しているキャンプ場がどんな場所にあるか、聞けるなら種類は何か、開花状況はどうかを事前にチェックしておきましょう。
できれば平日がベスト!
春キャンプといえど、お花見シーズン真っ只中、それも休日となると混んでいることも十分に考えられます。
都合がつくなら平日がおすすめ。平日なら満開の桜がほぼ自分1人で独占貸切状態…なんてことも多々あるようですよ!
お花見弁当を作っていく
日帰りキャンプをするならバーベキューセットではなく、お花見弁当を持参するのもありです。コンビニ弁当なら現地での洗い物もなくて楽チン。焚き火ついでに簡単なキャンプ料理を作るのもいいですね!
子供の遊び場があるかチェック
一日中花見だけを楽しめる子供はなかなかいません。家族で楽しむ場合は、子供がのびのびと遊べるかどうかも考えておきましょう。
近くに遊具や川があったり、散策ができるような場所があると子供連れでも困ることはないはずです!
日帰りお花見春キャンプの持ち物
テント・タープ
「日帰りキャンプにテントっているの?」と思われるかもしれませんが、日避けや雨避け、着替えや荷物の管理といった利便性など考えると、テントはやはりあったほうが良いでしょう。
テントの種類や人数による大きさなど、詳しいことはこちらのコラムでご紹介しています!ぜひご覧ください。
また、テントではなくタープでもいいのですが、特にタープは風の強さに注意する必要があります。ペグを深く地面に突き刺すなど、飛ばないような工夫をしてくださいね。
キャンプマット
お花見といえばブルーシートのイメージがあります。キャンプでは、おすすめギア(道具)としてコンパクトにまとめられるキャンプマットがあります。表・裏で使い勝手を変えられるものだと、臨機応変に使えて便利ですよ!
アウトドアチェア
お花見キャンプでは、席取りのためにブルーシートを広げる心配はありません。ぜひアウトドアチェアを持っていってください!体重を支えられるか、持っていける許容範囲の重さかをしっかりチェックして購入しましょう。
防寒具や虫除けスプレー
暖かくなってきたとはいえ、とくに朝方や夕方はまだ肌寒さが残っています。上着やブランケット、カイロの用意もあるといいですね。
また、少しずつですが暖かくなると虫たちも登場してきます。虫除けスプレーやポイズンリムーバーなどの対策も考えておいたほうが安心です!
お花見はルールやマナーを守ってこそ
お花見は自分たちだけのものではありません。他の方が不快にならないように楽しんでこそ、真の素敵なキャンパーといえます!
ハメを外し過ぎない
大音量で音楽を流す、カラオケをする、お酒を飲み過ぎて他人へ迷惑をかけるなど、楽しいからとハメを外してしまってはいけません。
音楽は他人に聞こえない程度の音でかける、お酒はほろ酔い程度にとどめるなどの配慮を忘れずに!
木を痛めるようなことはしない
桜は非常にデリケートな木です。根に腰かけたり枝を折るなど、小さな傷がつくだけで簡単に寿命が縮んで枯れてしまいます。
木を揺すって花を散らす、枝にぶら下がる、子供に木登りをさせるといった行為も言語道断です。
子供には、木を痛めてはいけない理由を事前にしっかりと説明したうえで、子供たちの手本になれるよう行動したいですね。
ゴミの管理もしっかりと
一般のお花見スポットでも、毎年ゴミ問題がよく取り上げられています。キャンプ場に限らず、ゴミをその場に置いて帰るのは当然NG!!絶対にやめてください。
キャンプ場によって違いますが、ゴミを捨てる場所があればそこへ、なければまとめて持って帰るということを徹底してください。
まとめる際には、紙コップや紙皿などをなるべく小さく潰しておくと、かさばったり破れたりすることもなくなるのでオススメですよ。
まとめ
お花見スポットといえば混雑するイメージですが、春のキャンプ場は、花見スポットに比べて隠れた穴場だったりします。
家の近くで桜が見れるキャンプ場がありそうなら、ふらっと気楽に日帰りキャンプに挑戦してはみてはいかがでしょうか?