春休み&夏休みなど長期休暇を使ってキャンプしたり、社会人になってからでは難しい平日を利用したキャンプは、学生だからこそできる特権ですよね。では、高校生を含む未成年者のみでキャンプ場の利用は可能なのか?キャンプ場のルールを今一度、確認してみましょう!
学生だけでキャンプがしたい!
家族とのキャンプ経験があり、次は一人でキャンプに挑戦してみたい!
卒業旅行で友だちとキャンプ場に行ってみようかな~
などなど、ひょんなキッカケから学生キャンプに関心を持つ方も多いのではないでしょうか?
また、『ゆるキャン△』が実写ドラマ化された影響で、「高校生の登場キャラクターたちと同じように、自分もドラマのようなキャンプがしてみたい!」という方も増えてきています。
『ゆるキャン△』とは?
キャンプを通じて、緩やかに変わりゆく女子高校生たち。
テレビ東京・BSテレ東
見た人すべてが癒やされる、ゆるゆる系ガールズキャンプドラマ!
毎週ドラマを見ていますが、自由気ままにキャンプをする彼女たちが楽しそうで癒されます!影響されちゃいますよね~
でも、高校生だけでキャンプ場に行っても大丈夫なのかな?
未成年者のキャンプ場利用は可能?
結論から言うと「利用は可能」です。
ただし!
大半のキャンプ場では親(保護者)の同意書が必要です!
また、キャンプ場によっては「未成年者のみの利用は不可」の場合があります。
未成年者のみの利用が厳しい理由
- 他のキャンパーにケガを負わせてしまったとき
- 他のキャンパーのギア(道具)を傷をつけてしまったとき、または壊してしまったとき
- 未成年にも関わらず飲酒、喫煙をしてしまったとき
など、自分がルールをやぶって行動した場合、親が責任を取ることになります。
「親の同意書」がないと、トラブルが起きた場合や大ケガをした場合、親への連絡先がわからない、未成年者なので責任を取ることができない状況になります。そのため、周囲に多大な迷惑がかかってしまいます。
親とよく話し合い、同意を得たうえでキャンプ場を利用しましょう。
また、未成年でも成人でも、決められたルールを守ることは同じです。
しっかり、守りましょう!
- 周りの人や両親にも迷惑をかけないよう、十分に注意してキャンプ場を利用する
- 細かくルールが定められている事が多いので、規約等には必ず目を通す
- 両親ときちんと話をしておく(一番大事です!)
未成年者のみのキャンプ場利用の注意点
親の了解を得る
大切なことなのでもう一度言いますが、必ず親の同意を得てくださいね!
どこのキャンプ場を利用するのか、キャンプ場の名前、場所(住所)、連絡先とあわせて伝えておきましょう。また、すぐに親(保護者)と連絡が取れるようにしておくのも大切です。
キャンプ場のルールに従う
- 夜の消灯時間をチェックしておく、消灯時間以降は騒がない
- 直火(地面に薪を置いて焚火をする行為)がNGの場合があるので確認
- ごみの処理について確認しておく、持ち帰り必須の場合がある
- 未成年の飲酒、喫煙は禁止です
- 野生生物に注意(危険な場所には絶対に近づかない)
未成年だからではなく、人として当たり前のルールを守ることが大切です。
友人とのキャンプではしゃぎすぎないよう、周囲への気遣いや思いやりを持って行動しましょう。
火の取り扱いには十分に気を付ける
火を扱うバーベキューや焚き火を行う場合は十分な注意が必要です。
焚き火をするとき、テントやタープの近くは避けましょう。
火の粉で穴が開いてしまい、最悪の場合火災事故につながりかねません。
初めてキャンプに挑戦するときは、火を使わない料理が良いかもしれませんね。
朝食はパンにソーセージを挟むだけのホットドッグがおススメですよ。火をあつかうのが心配な方はコンビニでお弁当を買うのも◎!
最初はテントやタープの設営で時間がかかってしまいます。絶対にキャンプ料理を作らなければいけないわけではありません。作業に追われてつらくならないように、無理なことは減らして調整してみてください。
いきなりソロキャンプをするのは避ける
ソロキャンプは大人でもキャンプ慣れしていないと難しいため、未成年でのソロキャンプは避けた方がよいでしょう。また、未成年一人だけとわかれば、トラブルに巻き込まれやすくなります。
しばらくはキャンプ慣れしている経験者と一緒に行って、テントのスムーズな張り方や片付けなどのコツをつかんでから、ソロキャンプに挑戦するのがベストです。
利用不可の場合は同伴者と一緒に
未成年者のみの利用が不可の場合は、大人の同伴が必須になります。
親や成人の知人・兄弟で一緒に利用することで安心して楽しむことができます。
また、もう少しキャンプを自立して楽しんでみたい場合は、同伴者とテントを別にする工夫をすれば、友達同士の雰囲気を楽しむことができます。
少しでも不安が残るならやめておく
不安要素が残る場合は、未成年だけのキャンプはおススメしません。
- 大人の方に同伴してもらう
- まずはコテージやグランピングから挑戦してみる
- 日帰りデイキャンプにしてみる
など、安全にキャンプができる方法を親とよく話し合い、少しずつ慣れていきましょう!
学生割引があるキャンプ場 8選
関東
IOX-WALD
学生1人500円の宿泊割引
・3/1(日)~4/3(金)の春休み限定!
・土曜日、祝前日除く
・中学生以上の学生4名以上
・チェックイン時に学生証を提示
ひるがの高原 コテージパーク 四季の郷
那須ログコテージ フィンランディア
学生プラン
・オールシーズン(サマープラン適用期間を除く)
・3~10名(最大12名まで収容可)
・朝食、夕食なし(各自で用意)
・平日19,800円(1棟あたり)⇒平日10人で泊まれば1人あたり1,980円!
THE FARM
学生プラン
・月曜~木曜の平日限定(祝日、春休み、GWは対象外)
・大学生限定 50%OFF(4名まで同料金)
・朝食:ホットサンドキット又は朝食会場での野菜ブッフェ
・夕食:THE FARM BBQセット
関西
八風キャンプ場
学割プラン
・6月まで延長!土日も利用可能!
・「セントラルロッジ」&「バーベキュー場」が半額で利用できる
・ご予約人数のうち半分以上が高校生以上の学生であれば適用
・当日は学生証の提示が必要
民宿(本館)ヴィラ山水 貸切コテージ はなれ山水
学生旅行プラン
・高校生、大学生、専門学生、卒業旅行のお客様だけのグループに限り(先生同伴可能)
・当日は学生証の提示が必要
・1人500円引き(除外日あり)
たまゆらの里
GRAX
春の学生とくとくプラン
・2/2(日)~4/9(木)限定(一部除外日あり)
・大人2名様~(通常プランのお申し込みが大人区分のお客様が対象)
・駄菓子やマシュマロなど1品特典が付いてくる!
・当日は学生証の提示が必要
まとめ
少し厳しめの内容になってしまいましたが、これらをしっかり理解していれば大丈夫です。
- 両親の許可をちゃんと取っていること
- 何か起こったとき、周囲と両親に迷惑がかかると理解していること
- キャンプ場のルールに従うこと
不明点があれば、キャンプ場に直接問い合わせて不安を解消しておくのも大切です。
周りの人とよく話し合い、満足のいくキャンプにしましょう!