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意外と知らないクーラーボックスの使い方!保冷力を保つ方法をご紹介

夏のキャンプやバーベキューで欠かせないクーラーボックスですが、正しい使い方を知らないと、保冷力を低下させる原因となることも…。そうならないためにも、クーラーボックスの使い方をしっかりチェックしておきましょう。

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クーラーボックスの種類

クーラーボックスには種類があり、使用時間・滞在日数・使用人数に合わせてクーラーボックスを選ぶことが重要です。使用している断熱材の種類によっても保冷力が異なります。

クーラーボックスの種類や選び方を詳しく知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。

クーラーボックスの使い方:保冷力を持続させるには

予冷しておく

クーラーボックスを当日にいきなり使おうとすると、常温になっているクーラーボックス内の空気を冷やすために保冷剤の保冷力を消費してしまい、その分保冷剤の寿命が短くなります。

前日に保冷剤をひとつ入れてクーラーボックス内を冷やしておくと、最初に奪われる保冷力のロスがなくなり、保冷剤の寿命が長くなりますよ。

余分な空間を埋める

クーラーボックス内の余分な空間が大きいと、開閉時に外に逃げる冷たい空気も多くなります。冷たい空気が逃げた分、クーラーボックス内にぬるい外気が入り、その空気を冷やすために保冷力を消費してしまいます。

余分な空間を作らないように、クーラーボックスの容量はほどよい物を選び、隙間は保冷剤で埋めておきましょう。

クーラーボックスの使い方:内部を冷やす2つの手段

クーラーボックス内を冷やす手段は2種類あります。

保冷剤

保冷剤は繰り返し使えるのが特徴。0℃タイプと氷点下タイプの2種類あり、価格は100円ほどの安価なものから1,000円を超えるものまであります。

氷点下タイプは、周囲にある食材や飲み物を凍らせることもあるので使うときは注意が必要です。ものによっては、保冷剤を凍結するのにかなりの時間がかかるものもあります。

保冷剤代わりとして使用する氷は、ペットボトルに水を入れて凍らせたものを使用すると費用がかからず、溶ければ飲料水として利用できるのでとても便利です。

ブロック氷はコンビニやスーパーなどで手軽に購入することができるので、保冷剤が溶けてしまったときに、応急的な使い方もできます。

保冷力の良いものに越したことはありませんが、性能が良いものは価格も高くなります。ペットボトルの氷でも十分冷やせるので、代用できるものは代用するのもキャンプのお約束の一つです。

クーラーボックスの使い方:保冷剤の配置場所について

冷たい空気は上から下に移動するので、保冷剤の配置はクーラーボックス内の一番上に配置するのが適切です

しかし、クーラーボックスのサイズや保冷剤の量によっては、冷気が行き届かない可能性があります。重要なのは全体的に冷やすことなので、底や壁面にも保冷剤を設置しておくのも有効です。

野菜は冷やし過ぎると良くないものが多く、家庭の冷蔵庫でも野菜室の温度は約10℃前後に設定されています。野菜は保冷剤に近づけすぎないように注意しましょう。

クーラーボックスの使い方:食材と飲み物を分けるのがおすすめ

ひとつのクーラーボックス内に食材と飲み物を入れると、取り出したいものがすぐに見つからず、フタを開けている時間が長くなります。

その間にどんどん冷気が逃げていき、保冷力が低下してしまいます。

クーラーボックスを食材用と飲み物用で分ければ、取り出したいものを見つけやすくなり、開閉回数も分散されるので冷気を逃がしにくく、保冷力を保つことができます

クーラーボックスの置き場所にも注意

クーラーボックスに断熱材を使用しているとはいえ外気の影響は受けるため、クーラーボックスを置く場所にも注意点があります。

直射日光は避ける

直射日光が当たる場所に置くとクーラーボックス自体が熱を持ち、内部にもその熱が影響し保冷力が低下します。そのため基本的に日陰に置いておくのがポイントです。

日陰を作る手段としては、タープを張るのが最も有効です。もしくは前室のあるテントであれば、前室部分に置くのも良いでしょう。

タープをお持ちではない方は、タープの種類や選び方を詳しく紹介したコラムがありますのでぜひご覧ください。

直置きは避ける

日差しが当たった地面には熱がこもっています。その熱の影響を受ける可能性があるので、地面に直置きするのはおすすめしません。

クーラーボックス用のスタンドもありますが、ギアケースの上に載せておくだけでも問題ありません。

まとめ

保冷力を保つために、クーラーボックス内を事前に冷やしておいたり、余分な空間を埋めておきましょう。

内部だけでなく外からの影響も受けやすいクーラーボックスですので、置き場所にも注意が必要です。直射日光の当たる場所や地面に直置きしないようにしましょう。

ご紹介したクーラーボックスの使い方を参考にしていただき、クーラーボックスの保冷力を最大限に活かしてくださいね。

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