キャンプではどんな遊びをしていますか?バーベキューやお酒を飲んでワイワイもいいですが、大自然の中で全力で遊んでみるのもいかがでしょうか。今回はキャンプで大人も子供も楽しめる遊び方についてまとめてみました。
道具を使って遊ぶ
バドミントン
定番のバドミントンは難易度もあまり高くなく、だれでも楽しみやすい遊びです。ラリーをするだけでも楽しいですが、「落としたら負け」という勝負形式にしても白熱して盛り上がります。
キャッチボール
キャッチボールはさらに難易度が低く、小さな子供でも一緒に楽しむことができます。やわらかいボールを使うとグローブがなくてもできて、もしぶつけてしまってもケガをする心配はありません。
水鉄砲
川や海がなくても水道さえあればどんなキャンプ場でも手軽に水遊びができます。氷でよく冷えた水を使うと打たれても冷たくて最高に気持ちよく、暑い季節にピッタリの遊びです。
坂滑り
昔は段ボールをお尻の下に敷いて滑っていましたが、最近では専用のソリも販売されています。丘のような少しの傾斜でも気持ちよく滑るので、自然のアトラクションのようです。
山での遊び方
昆虫採集
昆虫採集は山での定番の遊び方ですよね。その中でも不動の人気を誇るのが「カブトムシとクワガタ」です。このカブトムシやクワガタはどんな木にもいるわけではなく、主に「クヌギ」と「コナラ」という木に生息しています。
カブトムシやクワガタは木からでる樹液を吸っていることが多いので、木から樹液が出ている付近を探してみると見つかるかもしれません。バナナをお酒に浸けて発酵させた物を罠にして、カブトムシやクワガタを採る方法もあるのでぜひ試してみてください。
バードウォッチング
山には非常に多くの鳥が生息していて、姿が見えなくても鳴き声でその存在を感じることも多いと思います。どんな鳥がいるのか双眼鏡を使って探してみたり、見つけた鳥がなんという名前の鳥か調べてみたり。想像していた以上に種類も多く宝探しのように鳥を見つけることに夢中になります。
ハイキング
「ただ山を歩くだけでしんどそう」と思う方も多いと思います。ですが行った人にしか見られない景色の迫力や澄んだきれいな空気がそこにはあり、歩いた疲れよりも感動の方が上回ります。せっかく山に行くのなら、街中では見られない広大な自然の景色を見てみてはいかがでしょうか。
水辺での遊び方
水辺のアクティビティ
カヤックやSAPなどの水辺のアクティビティが人気です。普段水辺に立ってみることしかできないですが、カヤックやSAPなどを利用すれば水の上を自由に移動して色々な景色を見られます。透き通った水の中を覗いておさかなを探してみるのもワクワクしますよね。
魚釣り
魚釣りなら釣れた魚はそのままキャンプ飯の食材にすることもできます。自分の捕った物を食材にするというサバイバル感のある体験は、自然の遊びならではです。釣りの経験がない場合は釣り掘なら道具がなくてもレンタルを利用すれば手軽に楽しむこともできます。
魚すくい
見えてはいるけど素早くて網があってもなかなか捕まえることが難しく、隅に追い込んだり石で囲んだりと意外と頭を使います。難しい分小さい魚でも捕まえることができたときの達成感は大きいです。
夜の遊び方
天体観測
街から離れたキャンプ場なら地上からの灯りが少ないので、普段では見ることのできない量の星が綺麗に見えます。星座を探してみたり、流れ星が流れるのを待ってみたりいろいろな楽しみ方があります。裸眼でも十分に楽しめますが、望遠鏡を使ってじっくり観察してみるのもおすすめです。
焚き火
焚き火はキャンプ定番の夜遊びです。パチパチと燃える炎を眺めるだけでも十分に楽しむこともできますが、ファイヤースターターを使って火起こしをする楽しみ方もあります。山に落ちている松ぼっくりやスギの葉を焚き付け材にしたり、自然の物を使って焚き火をするのもおすすめです。
遊ぶときに注意すること
ハチやヘビに注意
山の中を歩いていると、ハチやヘビに遭遇することも多くあります。その中でもスズメバチやマムシなど毒を持った生き物もいるので、遭遇してもむやみに近づかないようにしましょう。万が一毒を持った生き物に刺されたり、かまれた場合はすぐに病院へいくようにしてください。
水遊びのときはライフジャケットを
遊泳以外の目的で水辺に行く場合はライフジャケットの着用をおすすめします。子供に関してはいかなる場合でもライフジャケットをつけるようにしましょう。万が一溺れてしまった場合、泳ぎに自信がある方でも容易に救助することはできません。ライフジャケットで浮いていれば救助できる可能性が高くなります。
熱中症と脱水症状に注意
遊びに集中してしまい、ついつい水分補給がおろそかになってしまうこともあります。具合が悪くなってから気付いても遅いです。それでは楽しいはずのキャンプがそれどころではなくなってしまうので、必ず水分補給や塩分をとって熱中症と脱水症状の対策をしておきましょう。