バーベキューをする、暖を取ったり純粋に焚き火を楽しむにしても、キャンプ場で焚き火をするには焚き火台が必要なところがほとんどです。かといってそれぞれの道具を持っていくとなると荷物になって仕方がありません。そこで今回は焚き火台、バーベキューコンロ、そしてダッチオーブンとしても使える1台3役でとても便利な「オクタゴンロ」をご紹介します!
オクタゴンロって何?
「オクタゴンロ」は、弊社が販売しているバーベキューコンロです。
網を乗せて肉を焼いたり、ダッチオーブンを乗せて炊くなどのバーベキューコンロとして使用したり、網を外して焚き火台として使える優れもの。
また、コンパクトに折りたたむことができて邪魔にならないので、ファミリーキャンプからソロキャンプまで使用できます。
本体の使用時の大きさは、約485×485×290mmで、折りたたんで収納バッグに入れると、約520×470×マチ80mmになります。重さは、約3.5kg。
オクタゴンロの組み立て方
組み立て方法はとても簡単。
スタンド、本体、底板、網、目皿の5つの部品で組み立てます。
焚き火台として使用する場合、網は不要です。
STEP 1:平らな場所で、スタンドを八角形にバランスよく広げます。
STEP 2:スタンドの上に本体をのせます。きれいに八角形になるように調整してください。
STEP 3:底板をはめ込みます。八角形になっていないと隙間ができてしまいますので、隙間ができないよう形を整えてください。
隙間があいた状態で焚き火やバーベキューをおこなうと、灰がもれたり、底板が灰の重さではずれる恐れがあります。ご注意ください。
STEP 4:目皿を置きます。
STEP 5:網をのせれば完成。
オクタゴンロの組み立て方を動画でおさらい
オクタゴンロの使い方
「焚き火台」または「バーベキューコンロ」として使用した場合の火のつけ方をご紹介します。
焚き火編
焚き火台としての使い方をご紹介します。
薪の組み方にはいくつか種類がありますが、今回は「オクタゴンロ」にあった「合掌型・閉じ傘」で説明します。
この組み方は、とても基本的で組みやすい方法です。オクタゴンロに限らず、他の焚き火台でも使用できます。
焚き火の道具を紹介します。
まずは、着火剤、割り箸ほどの木(枝など)、薪、ライター、火吹き棒(または、うちわ)を用意します。
※焚き火の場合は網は不要です。網は取り外してください。
目皿の中心に着火剤を置き、燃えやすい細めの木(小枝など)を中心にそって傘のように積み重ねていきます。
着火剤は、燃えやすい燃料になる物であれば何でも大丈夫ですが、燃料として新聞紙などの紙を入れてしまうと、燃えカスが舞い上がり、他のキャンパーの迷惑になります。着火剤を使用するようにしましょう。
細い枝の上に太い薪を積んでいきます。なるべく中心部分は、空気が抜けるように置いてください。
着火剤に火をつけます。着火剤に火がつき、枝に引火するまで火吹き棒で酸素を送ります。
薪が燃え始めたら太い薪を足していき、火が大きくなるのを待ちましょう。
足した太い薪が燃えていけば完成です。火が大きくなっても枝や薪を散らすのではなく、中心に固めていきましょう。
なお、薪の「合掌型・閉じ傘」という組み方を動画で紹介しています。
実際の組み方を知りたい方はぜひご覧ください。
バーベキュー編
次に、バーベキューコンロとしての使い方をご紹介します。
バーベキューで使用する場合、オクタゴンロ以外に着火剤、ライター、木炭、火吹き棒が必要になります。
目皿の中心に着火剤を置き、周りに木炭を並べていきます。
焚き火と同様に、新聞紙や紙を燃やすと燃えカスが舞い上がるので、着火剤を使用してください。また、紙の燃えた匂いが食べ物についてしまうことがあるので控えましょう。
着火剤に火をつけます。
火吹き棒やうちわを使って酸素を送り、火が大きくなるのを待ちます。
木炭が白くなってきたら、火が定着したサインです。
バーベキュー用の網を乗せて、肉や野菜を焼いていきましょう。
中心の温度が高いので、じっくり焼きたい物は、外側に置いて調整しながら焼いていきましょう。
まとめ
オクタゴンロの組み立てや使い方が簡単だと感じていただけたのではないでしょうか。使わないときにはコンパクトに収納できますので、あなたのキャンプできっとお役に立つはずです。
火のおこし方については慣れるまで大変ですが、何度か挑戦すればコツがつかめる思います。ぜひ挑戦してくださいね。
火起こし関連のコラムがありますのでぜひ参考にしてください。