ファイヤースターターは、マッチやライター・チャッカマンなどを使わずさらに不便を楽しみたい方、サバイバルを体験したい方にはうってつけ!着火のコツを掴めば、サイズも小さくてコンパクトなので持ち運びにも便利なアイテムです。
ファイヤースターターとは
ファイヤースターターとは、火を起こすための道具です。
昔の火打ち石が進化したアイテムと言えます。
使い方は火打ち石と同じで、打ち付けた摩擦でおこる火種から着火させます。
火打ち石について
ファイヤースターターの先祖になるのが、火打ち石になります。
日本昔話にも出てくるように、石と石を叩いて摩擦を起こし火をつけていました。
サイズの比較
スマートフォン・ボールペンと並べて比較した画像です。
サイズは、マグネシウム棒が ”12cm”の大きさで、スマートフォンやボールペンよりも小さく、紐とプレートを入れてもポケットにおさまる大きさです。
火がつく仕組みと使い方(コツ)
マグネシウムで作られている棒に、火打ち石の役割をするプレートを擦った摩擦からの火種で、紙や木くずに着火させる仕組みです。
火の起こし方は、とてもシンプルですがコツが必要です。
木くずや紙の場合は、マグネシウムを削ったかけらを少しふりかけて置くと着火しやすくなります。また、ガスコンロの場合は、ガスを少し出した状態で火花を起こせば着火することができます。
コツとして、叩くのではなく何度もマグネシウム棒をプレートで擦ると火花が下に飛びます。摩擦を起こすことがポイントです。火打ち石のように叩くイメージがありますが、摩擦だけで火花を起こすことができます。
メリットとデメリット
メリット
- コンパクトでかさばらない。
- 何度も使用できる。
- 湿気や水に強く、雨に濡れていても拭き取れば使用できる。
- 標高の高い・気圧が低い場所でも使える。
デメリット
- 着火させるのにコツが必要。
- 木くずや紙に着火させるのに、多少の時間がかかる。
ファイヤースターターを使った火起こし方法
ファイヤースターターを使った火起こし方法で動画ご紹介します。
不慣れな方やチャレンジしてみたい方はぜひご覧くださいね。
より詳しく火起こし方法を紹介したコラムがありますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
マッチやライターなど燃料が必要なアイテムも便利ですが、燃料を必要としないファイヤースターターもコツさえ掴めば魅力的なアイテムになるのではないでしょうか。
慣れてしまえば、ライターやマッチ以上に便利でキャンプに欠かせないアイテムになります。湿気や雨を気にしなくても使えますし、使っているだけでかっこよく見えます。
次のキャンプで試してみてはいかがでしょうか。