今回ご紹介するロープワークは、「八の字結び(エイトノット)」です。このコラムで結び方をマスターできるように、徹底的に詳しく解説していきます。お手元にロープを持って一緒に八の字結びにチャレンジしていきましょう。
八の字結び(エイトノット)とは?
八の字結び(エイトノット)とは、名前の通り数字の「8」の字をかいた結び方です。強度が非常に高く、解きやすい特徴があります。
八の字結びの用途
八の字結びはキャンプで2つの用途があります。1つ目は自在金具のストッパーとしての結びに。もう1つはポールの先端にロープをひっかけるときの輪っかを作るのに適しています。どちらも負荷のかかる部分なので、強度の高いエイトノットを使用しています。
八の字結びの結び方
動画で八の字結びの結び方をチェック
画像で八の字結びを解説
八の字結びで輪っかを作りたい場合は、ロープを折り返して結びます。結び目のみを作りたい場合は、折り返さずにエイトノットの結びをおこなってください。今回は輪っかを作る方法で結び方をご紹介していきます。
ロープを折り返して持ちます。折り返した余りロープの長さは30センチ以上あれば問題ありません。今回は折り返した部分を先端として結び方を説明していきます。
先端をロープのもとの上に重ねます。重ねる側は手前でも奥でも問題ありません。
重ねた先端をロープのもとの周りを1周させます。
1周させた先端を上部にできた輪っかの中に通します。