楽しいキャンプが終わると必ず待っているのが後片付け。
キャンプの後片付けは面倒くさいから嫌いだなあという方、多いのではないでしょうか?
片付けの中で特に面倒くさいと感じるのが「食器などの洗い物」、「テントの片付け」、「ゴミ処理」の3つ。今回はこの3つに絞って、後片付けのポイントをお伝えします!
片付けがスムーズに終わるように事前に段取りを把握しておくと、片付け時がとても楽になりますよ!
食器などの洗い物
夜はお酒を飲んでワイワイしてしまいますよね!
楽しいひと時を過ごして、そのままパタっと寝てしまいたいのはわかりますが、翌日の朝までにできるだけ片づけておくと朝がとっても楽になります。
朝の7~8時頃になると、洗いものをしようとする人でいっぱいになる可能性が高いので、夜のうちに片付けるのがベスト。
また、翌朝洗うと汚れがこびりついて落ちくかったり、食べものをそのまま放置すると野生動物や虫がくる可能性があったりと、良いことがひとつもないので早々に片付けましょう。
注意
炊事棟に食器などの洗いものを水につけて放置するのはマナー違反です。 また、水生生物の生態を壊す可能性があるため、合成洗剤の使用を禁止しているキャンプ場もあるので注意が必要です。
食器用の洗剤やスポンジは、自宅から持ってくるようにしましょう。
備え付けられているキャンプ場もありますが、自分が使うときにスポンジがボロボロだったり、洗剤がなかったりとなれば、目も当てられません。
もしくは、キャンプ場では最低限の洗いものだけして、それ以外は自宅に持ち帰ってから洗うというのもおすすめです。
油汚れが強いものは、事前にキッチンペーパーで拭いておくと、洗うときに手間がものすごく省けます!
「スクレーパー」というゴムベラのようなものでこそぐヘラもあるので、そういう便利グッズもおすすめです。
バーベキューで使った焼き網は、肉の焼け残りがあって洗いにくいことがありませんか?
そんなときは、バーナーやチャッカマンで焼き切ってしまうと灰になって落ちやすくなるので、洗いやすくなります。
また、炊事場に洗いものを持っていって洗いたいときに便利なのが「かご」や「バケツ」です。
おすすめは、折りたためるソフトタイプのバケツ。
やわらかい素材でコンパクトに折りたためるため、とても重宝されています。
テントの片付け
テントやタープの片付けは、天気がよければ撤収する前にきっちりと乾かすのが基本です。
乾かさずに収納してしまうとカビが生えるのはもちろん、裏面に防水加工を施したテントやタープは、湿気を帯びた状態で長期保存するとべたつきの発生、素材劣化の原因になります。
特にべたつきは、防水性低下や破れの原因にもなるので、できる限り乾かすようにしましょう。
乾かす方法は、地面に広げたり、ロープを張ったポールにかけたり、車の上にかけたりとやりやすい方法でおこなってください。
テントのたたみ方ですが、慣れないと思っている以上に難しいですよね。
そんなときは、下の図のようにポールやフレームを芯にして巻けば、きれいにまとまります。テントは空気を抜きつつ四角形を目指してたたんでみてください。
雨の日や時間の都合で乾かすことができなかったときは、持ち帰ってから必ず干したり拭いたりして、必ず乾かしてくださいね。
雨の中、テントやタープを収納袋に収めるのは大変です。
大きめの防水バッグやビニール袋を事前に用意しておけば、ひとまずざっくりとたたんで詰めることができます。
帰宅後、ベランダやカーポートに広げて、日当たりのいい場所でしっかりと乾かしてください。
ゴミ処理(ゴミの分別)
キャンプ場に着いたら、ゴミの分別方法をしっかりと確認しましょう。
ゴミの分別や処分はキャンプ場でのマナーです。必ず守ってくださいね。
少しでも簡単で楽に分別するために、「ペットボトル」、「瓶・缶」、「生ゴミ」、「燃えないゴミ」とゴミ袋を決めて配置しておきます。
また、ゴミ袋が破けて液漏れとかがあると厄介なので、念のために袋を二重にする、ダンボールの中に入れて漏れないようにするなどの工夫をしましょう。
キャンプに行くとき、つい食材や飲みものをたくさん買ってしまいがちです。
そのため食べ残しや飲み残しが出ることもしばしば。
キャンプの参加人数をきっちりと把握してどのくらい必要かを考えて購入するようにしましょう!
また、自宅にゴミを持ち帰ったときも、事前に分別しておくことによって処分しやすくなります。
まとめ
キャンプ後の片付けについては他にもいろいろありますが、今回は最も面倒くさいと思う「食器などの洗い物」「テントの片付け」「ゴミ処理(ゴミの分別)」の3点についてご紹介しました!