キャンプは「自然に囲まれ不便を楽しむもの」と言われています。
ですが、現代の文明の利器に頼って気ままに過ごすのも、また一つの楽しみ方。
コンセントが備わっている電気サイトでは電化製品が使えて快適ですが、自然に囲まれた中で電化製品を使用したい方もいるはず!
そんな方はバッテリーを持参してみてはいかがでしょうか?
そもそもどんなバッテリーがあるのか、用途や注意点などにも触れてご紹介しますね♪
モバイルバッテリー
外出先などコンセントがない場所で、スマートフォンやタブレットなどの機器を充電できる、持ち運び可能なバッテリーです。
キャンプで自由に過ごせるからこそ、スマホゲームを思う存分楽しみたい方やゲーム機を持ち込みたい方にはとてもおススメ!
音楽を聴きながらキャンプを楽しみたい方なら、Bluetoothイヤホンの充電が可能なモバイルバッテリーもあります。
- スマートフォンの機種問わず、同時に複数台の充電ができる
- スマートフォンよりも薄く邪魔にならない
- ワイヤレスに対応しており、専用ケーブルが不要
- モバイルバッテリーにコンセントが内蔵されており、直接コンセントに挿して充電ができる
などなど様々なタイプの商品があるので、自分の目的に合ったモバイルバッテリーを探しましょう。
電気用品安全法(PSE法)
2019年2月1日より、モバイルバッテリーが電気用品安全法(PSE法)の全面規制対象になりました。
法律を守って製造もしくは輸入された「特定電気用品以外の電気用品」に表示されるマークなので、PSEマークのあるモバイルバッテリーは安全性が高いと考えてよいでしょう。
モバイルバッテリーの発火などの事故防止のためにも、購入の際にはマークがあるか必ずチェックしましょう。
参照:https://www.jet.or.jp/consumer/pse/index.html#page05
ポータブル電源
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モバイルバッテリーよりも大容量かつ軽量化されたバッテリーなので、スマートフォンやゲーム機は勿論のこと、PCを長時間使用したい場合や映画鑑賞を楽しみたい方にはピッタリです。
夏場は冷蔵庫やサーキュレーターなどを動かすのに十分ですし、冬場は電気ストーブ・カーペットなど寒さ対策にも使用できます。
ポータブル電源についてより詳しいことを知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。
選ぶときのポイント
バッテリー容量をあらわす「Wh(ワットアワー)」の数値をチェックしておきましょう。数値が高いほど容量も大きくなります。
ただし容量が大きいとバッテリーが重くなってしまうので、一人で持ち運びできるか、荷物の邪魔にならないかも確認しておきましょう。
運転音に注意
商品によっては、隣のテントにバッテリーの運転音が伝わり迷惑をかけてしまう場合があります。
ガソリン式発電機に比べると、それほど騒音にはならないと思いますが、購入時には運転音の確認も必要です。
中のファンが回転する音がどれぐらい騒音になるのかは、購入後にテントの中や外など運転音の確認をしておくのがベストだと思います。
周りへ迷惑をかけることの無いように、思いやりを持ってキャンプを楽しみましょう!
そのほかの注意点
耐衝撃・防水のものを選ぶ
特にモバイルバッテリーは発火や発煙の事故が多発しており、便利な反面取り扱いには注意が必要です。
耐衝撃・防水仕様のバッテリーでも丁寧に扱うようにしましょう。
寒い環境・高温な場所に置かない
環境温度が低くなるにつれて放電容量が少なくなるという特性を持っており、カイロとともに使用するなどの工夫が必要になります。
また、炎天のもと放置しておくと、故障による事故に繋がるため十分気を付けましょう。
過充電しない
充電が100%になっても更に充電を続けている状態のことを過充電といいます。
長時間の過充電はバッテリーが高温になり大変危険です。
大きな事故に繋がりかねないので注意しましょう。
バッテリー持ち込み可能か確認する
キャンプ場によっては持ち込みNGの場合があります。
持ち込みOKかどうか、事前に確認しておきましょう。
最悪の場合の対処法について
万が一故障してしまった場合に慌てないように、対処法を考えておきましょう。
まとめ
以上、バッテリーについてのご紹介でした!
一度試してみたい方はレンタルが良いかもしれませんね。
また、台風や地震などの災害時に電気を確保できるので、備えとして持っておいて損はありません。
モバイルバッテリーがあるだけでも心の余裕が生まれると思います。
この機会に、購入を検討してみてはいかがでしょうか。