暖をとったり、料理につかったり、パチパチと燃える音を楽しんだり…それぞれの楽しみ方ができる焚き火。しかし「焚き火台には種類が多くて、どれが自分に合ってるかわからない!」という『焚きビギナー』のために、焚き火台の機能や特徴を徹底比較しました!
焚きビギナーとは…「焚き火」+「ビギナー」を組み合わせた言葉です(笑)経験を積んで『焚き火エキスパート』を目指しましょう!
焚き火台にはどんなタイプがある?
焚き火台はまさに多種多様。カテゴリ分けに決まりなどないのですが、わかりやすいように4つのタイプに分けてみました。
●シンプルタイプ
- 平たく薪が組みやすい形
- 焚き火そのものを楽しむ時におすすめ
- 後片付けがしやすい
●グリル兼用タイプ
- 網が置けるバーベキューコンロのような形が多い
- ファミリーでの使用におすすめ
- 使い勝手が良い
●ストーブタイプ
- 円筒型のものが多い
- グループキャンプでの使用におすすめ
- 炎が安定する
●コンパクトタイプ
- 小さく収納しやすい形
- 少人数での使用におすすめ
- 軽くて持ち運びに便利
使いたいシーンで比較する
純粋に焚き火を楽しみたい
焚き火そのものを純粋に楽しみたい方は、スタンダードなシンプルタイプがおすすめです。
焚き火を楽しむという目的のために作られているので、無駄がなく後片付けも簡単なのが良いところです。
バーベキューをする予定がある場合
ファミリーや友達とバーベキューなどの料理をする予定があれば、グリル兼用タイプがおすすめ。
バーベキューコンロを別に持っていくのであれば、サブコンロの役割としても使えるなど、用途に合わせて使える便利なタイプです。
ソロキャンプの場合
ソロキャンプで焚き火を楽しみたいのであれば、軽量&コンパクトタイプがおすすめ。
「軽量のシンプルタイプにこだわる」「バーナーを無くしてソロ用のグリル兼用タイプにする」など、積載量と相談しながら自分のソロキャンプスタイルを見つけましょう。
使う人数・大きさで比較する
ソロ・少人数
人数が少ない場合、やはり軽くコンパクトなもの(20cm〜)がよいでしょう。
純粋に焚き火を楽しみたいならメッシュタイプも使いやすく良いですが、『焚きビギナー』なら小さめのグリル兼用タイプから始めてみるのをおすすめします。荷物もまとめられて軽量化になりますよ!
一般的な家庭など(3〜5人程度)
家族や親しい友人とキャンプにいくなら焚き火の雰囲気は味わいたいもの。積載量に余裕がある場合は、思い切って大型(30cm〜)の焚き火台をもっていくのもいいかもしれません。
一般的に人気が高いのは、対荷重がしっかりとしていて安定感のあるグリル兼用のものです。
多人数(6人〜)
わいわいとにぎやかなキャンプ人数の場合は、全員が楽しめるような大型のものが良いでしょう。炎がよく燃えることがポイントになるので、薪が追加しやすい構造になっていると◎
重さや大きさを気にしないのであれば、煙が少なく燃焼効率が良いストーブタイプなどもありますよ!
メーカーで比較する
ユニフレーム
ファイアグリルは使い勝手もよく、初心者からベテランキャンパーまで幅広く人気があります。焚き火用品の品揃えも豊富で、手軽さや耐久性からキャンパーからの信頼感も抜群です。
スノーピーク
逆ピラミッド型のシンプルなデザインと頑丈な作りが評価されています。シンプルなため設営もワンタッチで簡単。女性には少し重く感じるかもしれませんが、そのぶん安定感はあります。
笑’s
コンパクトかつ超軽量でありながらも頑丈な作りが人気の笑’s。焚き火台の種類が多く、自分のソロスタイルに合ったものが選べます。ゆるキャン△の作中でも登場していました。
VASTLAND
八角形で口が広いため、グリルとしても使いやすいのがVASTLANDのオクタゴンロ。焚きビギナーにとって手に取りやすい価格帯、そして焚き火台、バーベキューコンロ、そしてダッチオーブンとしても使える1台3役なのも要チェックポイントです!
まとめ
『焚きビギナー』のみなさん、いかがでしたか?一口に焚き火台といってもさまざまな種類がありましたね。
これ!という正解は、使用目的やタイプを考えぬいた自分のスタイルに合った焚き火台です。比較を参考にチョイスしてみてくださいね!
直火NGなキャンプ場にも行けるようになるので、1台あるだけで行動範囲もグッと広がりますよ。
どんどん経験を積んで『焚きビギナー』から『焚き火エキスパート』を目指しましょう!