夕方から夜にかけて気温が下がってくる秋、肌寒い夜に食べたくなるのはやっぱり温かい料理!キャンプ場でも、温かい料理をみんなで囲んで食べたら最高ではないでしょうか?
温かい料理、冬の料理といえば…思い浮かぶ料理は「鍋」ではないでしょうか?
そんな方におすすめしたいのが「キャンプ鍋」!単純なのにレパートリーは色々とあって、応用もしやすく、野菜も取れて温かい…鍋とカセットコンロ、もしくは焚き火があれば簡単に鍋料理ができます。
今回は、秋のキャンプで大活躍間違いなしの「鍋料理」と必要な材料をまとめてみました。
鍋料理で用意するもの
「鍋(またはクッカー)」、「ガスコンロ」と「鍋に入れる食材」を用意すれば、あとは作るのみです!
かんたん&定番:寄せ鍋
シンプルだけど奥深い味がたまらない、出汁が効いた王道の鍋!
スーパーでは『寄せ鍋セット』として、まとまった素材を売っているところもあるので、鍋さえあればすぐにでもできちゃいます!
材料は定番のものを記載していますが、寄せ鍋ですので好きなものを入れてOK。たくさんの種類を入れるほど、出汁に深みが出ておいしくなります。
【主な材料】
- 白菜
- 白ネギ
- きのこ類(えのき、しめじ、しいたけ、まいたけなど)
- 魚介類(タラ、タイ、エビ、ハマグリ、ホタテ、牡蠣など)
- 鶏モモ肉
- 練り物
- 木綿豆腐
- 寄せ鍋の素(もしくは水、昆布、みりん、醤油などで作った出汁)
個人的な評価
初心者でもできる度:★★★
安心する味度:★★★
王道好きにおすすめ度:★★★
おすすめのシメ:雑炊
出汁に素材の味が染み込んでいておいしい!
かんたん&定番:豆乳鍋
まろやかな豆乳出汁に素材をからめて食べる、こちらも定番の鍋。
子供も大人も食べやすい優しい味わい。寒い季節と鍋料理の温かさが相まって、よりおいしさを引き立てること間違いなし!
【主な材料】
- 白菜
- 白ネギ
- きのこ類(えのき、しめじ、しいたけ、まいたけなど)
- にんじん
- 水菜
- 豚肉、もしくは鶏モモ肉
- 油揚げ
- 豆腐
- 豆乳鍋の素(もしくは豆乳、水、めんつゆなどで作った出汁)
個人的な評価
初心者でもできる度:★★★
お子様におすすめ度:★★★
ほっとする度:★★★
おすすめのシメ:カルボナーラ
もちろん普通のうどんでもおいしいのですが、クリーミーな出汁を活かすならパスタ!
かんたん&定番:ミルフィーユ鍋
圧倒的なインパクトと、揺るぎないおいしさが魅力の定番鍋。
家からあらかじめクッカーに詰めていけば、その場でさっと出汁を加えるだけで食べられるのも魅力的!
とろとろの白菜と、豚肉からでたおいしい出汁が体に染み渡りますよ!
【主な材料】
- 白菜
- 豚バラ
- 出汁の素など
個人的な評価
初心者でもできる度:★★★
準備がラクラク度:★★★
ソロにおすすめ度:★★★
おすすめのシメ:うどん
シンプル・イズ・ベスト!ポン酢でどうぞ!
秋が旬の食材で:さつまいもキムチ鍋
辛いものが好きな人が集まったのなら、キムチ鍋はいかがでしょう。
カプサイシンの効果で体の隅々までポカポカに。この時期だとさつまいもを入れるのもおすすめ。辛さの中にさつまいもの甘さが際立ってとてもおいしいですよ!
【主な材料】
- キムチ
- さつまいも
- 豚肩ロース
- ニラ
- 白ネギ
- 木綿豆腐
- キムチ鍋の素(もしくは酒、白だし、鶏ガラスープの素などで作った出汁)
個人的な評価
季節を感じる度:★★☆
ポカポカ度:★★★
やみつき度:★★★
おすすめのシメ:ラーメン
インスタントの乾麺にのりを散らして、韓国風ピリ辛ラーメンで!
秋が旬の食材で:チーズフォンデュ風きのこ鍋
秋といえばきのこ!きのこをメインにしたお鍋です。
お野菜をたくさんとりたい方や、お肉を持っていくのに抵抗がある方にもおすすめ!
チーズときのこの相性は◎。チーズを使っているので、ワインと合わせても最適。絶品お鍋です!
【主な材料】
- きのこ類(ぶなしめじ、えのき茸、まいたけなど)
- 白菜
- ベーコン
- チーズなど(カマンベールチーズやとろけるチーズなどお好みのチーズで大丈夫です。)
- コンソメ
- 粗挽きこしょう
個人的な評価
季節を感じる度:★★★
お野菜たっぷり度:★★★
おしゃれ度:★★★
秋が旬の食材で:秋野菜のすき焼き
秋なすは夏のものに比べて旨味成分が増しているだけでなく、美容にも良いそうです。
きのこと合わせて、この時期にしか食べられない、季節を感じるすき焼きにチャレンジするのもいいですね!
【主な材料】
- 牛肉(すき焼用)
- チンゲン菜
- なす
- 長ねぎ
- きのこ類(まいたけ、しいたけ、えのき茸)
- しらたき
- 焼豆腐
- 卵
- すき焼きのたれ
個人的な評価
季節を感じる度:★★★
豪華な気分になる度:★★★
テンション上がり度:★★★
まとめ
一口に鍋といってもたくさんの種類がありますよね。キャンプに行く仲間の数や好みに合わせて、何鍋にしようかワイワイ相談しながら決めるのも楽しそうです。
ちなみに、大人数で大きめの鍋になる場合は、食材が重くても安定感を保てるカセットコンロや、電気コンロにすることをおすすめします。また、ソロや少人数で鍋をする場合は、クッカーでも大丈夫です。食材を小さく切りきざめば、クッカーでも煮込みやすく食べやすいですよ。
食欲の秋。みなさんも、好みに合ったキャンプ鍋でエンジョイしてくださいね!