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蝋引き帆布生地(蜜蝋)の保管方法とメンテナンスについて

蝋引き帆布生地(蜜蝋)の保管方法とメンテナンスについて

蝋引き帆布生地は使用をかさねると、

などが起きることがあります。帆布生地は強度が高く、定期的に手入れすることで長くご愛用いただけます。蝋引き帆布生地の取り扱いや、適切なお手入れ方法が知りたいという方は、こちらのページを参考にしてください。

蝋引き帆布生地とは

帆布生地(コットンキャンバス)の中に蝋を染み込ませた加工生地です。撥水性が備わるだけでなく、ハリ感のある仕上がりとなり耐久性も高められます。生地全体をコーティングしているため、汚れがつきにくい特性があります

蝋の種類には動物系、石油系、植物系などがあり、VASTLANDの蝋引き帆布生地は蜜蜂の巣から精製した動物系ワックスの蜜蝋を採用しています。蜜蝋はリップクリームや軟膏などの原料として使用される自然素材で、他の種類と比べて融点が高くワックス特有の匂いやベトつきが少ないのが特徴です。

特有のハリ感は新品時にゴワつきを感じますが、使い込むうちに馴染みやわらかくなります。生地の表面にはシワ(チョークマーク)が入り、独特な風合いが楽しめます。

日頃の手入れと保管方法

蝋引き帆布生地はメンテナンスをおこなうことで、撥水効果が維持でき長くご使用いただけます。メンテナンスをおこたると生地に加工している蝋が落ち、撥水効果やハリ感が失われるため、日頃からメンテナンスをおこないましょう。

汚れが付着したら

汚れが付着したらすぐに布で拭き取ってください。日頃のメンテナンスとしては水を染み込ませて固く絞った布やスポンジで拭き取ったり、毛先の柔らかいブラシで汚れを落とします。拭き取りの際、強くこすると生地が色落ちする可能性がありますのでご注意ください。

保管方法

帆布生地は自然素材のため湿気に弱く、カビやシミを防ぐために高温多湿の環境を避けて保管してください。濡れた場合は水分をしっかりと拭き取り、通気性のよい日陰に干して完全に乾燥させてください。

定期的におこなうメンテナンス

汚れが目立つようになったら

汚れが目立つようになったら手洗いで汚れを落とします。洗剤を使う場合は蛍光漂白剤が含まれない中性洗剤を使用してください。手洗いしてしまうと生地に加工した蝋が落ち、撥水性やハリ感が失われますが、蝋引きをおこなうことで復元できます。

撥水性やハリ感がなくなってきたら

蝋引き帆布生地は、使用をかさねると徐々に撥水性が低下します。撥水性やハリ感が低下した際は、蝋引きをかさねておこなうことで復元できます。

蝋引きのやり方

1.市販のキャンバス用固形ワックスを用意します。
ワックス(蝋)の種類は蜜蝋の動物系の他に、植物系や、石油系などがあります。キャンバス用であればどれを使用しても同等の効果が得られます。

2.ワックスを帆布生地に擦り付けて、全体が白くなるまでまんべんなく塗り拡げます。

3.ドライヤーや低温アイロンを動かしながら熱をあて、ワックスを生地に浸透させます。
※通常のアイロンを使用する場合は、低温設定で当て布の上からアイロン掛けします。

4.ワックスが透明になったら固まるまで数分間放置します。

5.同じ作業を数回繰り返すことで、撥水性を高められます。

蝋引きのやり方を動画で解説

よくある質問

水洗いはできますか?

生地に蝋引き加工を施しているため、基本的にはブラッシングや布などで汚れを拭き取ってください。汚れが目立つときは水洗いが有効ですが、加工している蝋が落ちるため、撥水性やハリ感がなくなります。蝋引きをおこなうことで復元できます。

洗濯機は使えますか?

加工している蝋が落ちることで他の洗濯物への付着、洗濯槽へのこびりつき、また排水口の目詰まりなどの原因となりますので、洗濯機の使用は避けてください。

乾燥機は使えますか?

乾燥機の熱で蝋が溶け、溶けた蝋が乾燥機内に付着する可能性があります。また生地の縮みの原因となりますので、乾燥機の使用は避けてください。

色落ちはしますか?

生地の特性上、摩擦などによって色移りすることがあります。汗や雨などで湿った状態は色移りの原因となります。特に薄い色のものとの接触(摩擦)にはご注意ください。

まとめ

帆布生地はメンテナンスをおこなうことで、エイジング(経年変化)を楽しみながら長くご愛用いただけます。あなたが愛用し続けることで、個性的な生地に仕上がっていくエイジングをお楽しみください。

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