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アウトドアワゴンの選び方を解説!どんなシーンで役に立つ?

アウトドアワゴンの選び方を解説!どんなシーンで役に立つ?
山本 直也
VASTLAND COLUMN ライター

重いキャンプギアを使用するときや、ついつい荷物の量が多くなってしまったときは、運ぶのもひと苦労…。こんなとき「アウトドアワゴン」があれば、ひとりでも楽に荷物を運ぶことができます。今回はアウトドアワゴンが役立つシーンや選び方などを紹介していきます!

アウトドアワゴンってどんなもの?

アウトドアワゴンとは

主にキャンプで使用する台車のようなものです。
荷台が布製のボックスのような形状になっているので、大小さまざまなギアをまとめて運ぶことができます。荷物を運び終えたら、折りたためてコンパクトになるのも特徴です。

使用用途

駐車場からキャンプ場まで距離があるときに活躍します。また、アウトドアワゴンに荷物を入れておけるので、駐車場とキャンプサイトを往復する必要もなくとても便利です。

腕力を必要としないので、女性や子供でもたくさんの荷物を楽に運ぶことができます

アウトドアワゴンを選ぶときはここをチェック

さまざまなデザインや機能を持ったアウトドアワゴンが発売されているので、どれを選べばいいのかわからなくなりますよね。

アウトドアワゴンを選ぶときに何をチェックすべきなのか、特に大切な5つのポイントをご紹介します。

ポイント 1:耐荷重

これが最も明確な違いで、重要なチェックポイントです。荷物をたくさん載せるギアなので、その分負荷もかかります。

できるだけ耐荷重の高いものを選ぶことで、重いギアでも安心して運ぶことができます。荷物が多くなりがちな子供連れの方もチェックしておくべきポイントですね。

ポイント 2:収納サイズ

コンパクトにたためるかどうか、購入前にチェックしておきましょう。 家のどこに保管するか、車に積むときどうするか、などを想定して選ぶことをおすすめします。

収納形式は2種類あり、どちらもコンパクトに収納できます。

  • 4点の車輪部分を1点にまとめて収束できるタイプ
  • 前後の面を合わせて平らに収納できるタイプ

ポイント 3:車輪の太さ

キャンプ場は砂利や土などの不安定な地面が多いです。車輪が細いとぬかるみにはまってしまったり、砂利や砂に埋もれてしまい進みにくくなることがあります。なるべく太めの車輪を選ぶのがベストです。

ポイント 4:ハンドルの形状

ハンドルの形状は、主にT字型かリング型の2パターンあります。自分の手に合う握りやすいものを選んでください。

ハンドルバーの長さも重要です。バーが短すぎると、アウトドアワゴンを引いて歩くとき、自分のかかとが車輪に接触して歩きづらくなるので注意しましょう。

ポイント 5:車輪のロック

車輪のロックがついていないと、平らでない場所で勝手に動き出してしまいとても不便です。 ロック機能がついているか確認しましょう。

仕様の詳細は、パッケージやネットで確認できるので購入前に必ずチェックしましょう。

アウトドアワゴンはこんなときに便利:キャンプ

家から駐車場までが遠いとき

キャンプギアを抱えて車まで往復するのは大変。特にマンション住まいの場合、駐車場が遠くとても疲れてしまいます。

アウトドアワゴンがあれば一度にたくさんの荷物を運ぶことができます!そのままエレベーターに乗ることも可能なため楽です。

使わないギアがあるとき

使わないギアやテント・タープの袋などをまとめて入れておけます。
一か所に荷物をまとめておけば探しものが減りますし、邪魔になったときは車輪がついているのですぐに移動することができます。子供連れの方はオモチャ入れとして使うこともできるのでおすすめ!

ファミリーキャンプに何が必要かわからない、できるだけ荷物を減らしたい!という方は、こちらのコラムを参考にしてみてくださいね。

アウトドアワゴンはこんなときに便利:キャンプ以外のシーン

家族行事で活躍

運動会やお花見、花火大会などでは、クーラーボックス・レジャーシート・アウトドアチェア・食べ物など、運ぶものが意外と多くて大変です。

アウトドアワゴンがあれば、ひとりでたくさんの荷物が運べて不要なときはコンパクトにたためて邪魔にならないのでとても便利です。

堤防での釣りで活躍

車を停められる場所から長距離歩く必要があるときや、釣りポイントを移動したいとき、荷物が多いと少しの移動でも大変になってしまいます。アウトドアワゴンに荷物をまとめておけば、移動や撤収もすぐに可能です。

アウトドアワゴンはこんな使い方も

荷物を運び終わったアウトドアワゴンに、木の板・すのこなど天板を置いてテーブルとして利用する方も多くいらっしゃいます。

ひとつのギアを工夫して別の使い方をするのも、キャンプの楽しさのひとつですよね。皆さんもぜひ試してみてください。

アウトドアワゴン使用時の注意点

運ぶときは荷物を高く積まない

荷台より高く荷物を積むと、荷台から荷物が落ちてしまう可能性があります。アウトドアワゴンは引きながら進むので、荷物を落としても視界に入らず気付かないこともあります。

ギアの紛失につながるため、落ちやすい小さなギアは下の方にまとめ、高く積まないようにしましょう。

重さがかたよらないようにする

耐荷重を超えていなくても、荷物が偏ることで耐荷重以上の負荷がかかり故障の原因となります。人を乗せた場合も同じで、重さがかたよったり、体重以上の負荷がかかる場合があり危険です。

重いものは中央に載せ、荷物以外は載せないようにしましょう。

ロックを忘れずに

少しでも傾斜があると勝手に動き出してしまい、人に接触しケガをさせたり、ものを壊してしまう可能性があります。荷物を載せるとかなりの重量になるので、大きな事故につながってしまう恐れも…。

車輪のロックは必ず忘れずにかけるようにしましょう。

まとめ

キャンプだけでなくさまざまなシーンで役立つアウトドアワゴン。必ず1台は持っておきたいギアのひとつです。

選ぶときは「耐荷重・収納サイズ・車輪の太さ・ハンドルの形状・車輪のロック」の5つのポイントをチェックすると良いですよ。

アウトドアワゴンで荷物運びを楽に済ませ、キャンプを存分に楽しみましょう!

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山本 直也
VASTLAND COLUMN ライター
和歌山県田辺市を拠点に、キャンプ・釣り・山菜採りなどアウトドア中心の生活をしている。週末には必ず山奥に行き自然の中で過ごす。釣り歴は特に長く、今年で20年になる。日本キャンプ協会公認キャンプインストラクターを保有。
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