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キャンプでお風呂はどうしてる?3つの選択肢を詳しく解説

キャンプでお風呂はどうしてる?3つの選択肢を詳しく解説
山本 直也
VASTLAND COLUMN ライター

キャンプでの「お風呂」皆さんどうしていますか?利用するキャンプ場によってお風呂があったりなかったり、そのためお風呂事情もさまざまです。今回はキャンプでのお風呂について詳しく解説していきます。

キャンプでのお風呂事情

キャンプではテントの設営や荷物運びで汗をかき、焚き火やバーベキューで身体や髪ににおいがついて夜には全身ベタベタです。就寝前には必ずすっきりさせておきたいですよね。

ですがすべてのキャンプ場にお風呂がついている訳ではありませんし、大浴場に抵抗がある方も多くいらっしゃいます。「絶対にお風呂に入りたい!」「お風呂に入らなくてもすっきりしたい」などひとそれぞれお風呂の重要度は異なります。

そこで今回はキャンプでのいろんなお風呂の選択肢をご紹介し詳しく解説していきますので、自分に合ったお風呂の方法を見つけていきましょう。

キャンプでのお風呂3つの選択肢

キャンプでのお風呂は下記の3つの選択肢になります。

  • お風呂のあるキャンプ場を選ぶ
  • お風呂や簡易シャワーを自作して楽しむ
  • お風呂には入らず別の方法で身体を綺麗にする

それぞれの方法について詳しく解説していきます。

お風呂があるキャンプ場を選ぶ

大浴場付きのキャンプ場

施設内に大浴場のあるキャンプ場を選ぶのが、最も無難な選択です。同じ施設内なら歩いていけるので、好きなタイミングで気軽に利用できます。このように条件のよいキャンプ場は予約が埋まりやすいので、早めに予約をしておきましょう。

シャワールームのあるキャンプ場

硬貨を入れると一定時間シャワーを使用できる「コインシャワー」が設置されているキャンプ場もあります。大浴場とは違い、利用できる人数が少数で限られているのでピーク時は混雑しやすいですが、シャワーのみなので入れ替わりは早いです。

周辺施設に温泉のあるキャンプ場

キャンプ場施設内になくても周辺に温泉のあることも多いです。事前に距離や営業時間などを調べておく必要があり、ほとんどの場合は自動車で移動しないといけない距離なので手軽さは欠けます。温泉に入ることがキャンプの目的のひとつという方にはおすすめです。

お風呂や簡易シャワーを自作して楽しむ

ドラム缶風呂

野外でのお風呂といえば「ドラム缶風呂」をイメージされる方も多いのではないでしょうか?ドラム缶の運搬や中に水を入れたり、直火ができる場所などハードルの高さはありますが、苦労する分ドラム缶風呂に入ったときの気持ちよさは格別なはずです。ドラム缶は意外と普通にネットで購入できるので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

河原で簡易風呂

川の横に穴を掘って、川の水をその穴にいれます。河原にある石を焚き火で焼いて熱くなったら、穴に溜まった水の中に投入すると簡易風呂ができます。時間と労力がかなりかかってしまいますが、サバイバル感のある体験としてはおすすめです。

簡易シャワー

ウォータータンクにホースをつなげてタンクを車の上や木にぶら下げると、高低差でホースからタンク内の水が出るので簡易シャワーとして使用できます。タンクを黒塗りにして太陽光にあてておくと熱いくらいのお湯ができるので、お湯のシャワーをあびることも可能です。

身体を洗った水を自然にそのまま流す場合は、シャンプーやせっけんなどは使用すると自然に悪影響を及ぼす原因になります。水だけで汗や汚れを落とす程度にしましょう。

お風呂の代わりに別の方法で身体を綺麗にする

お風呂に入らなくても身体をすっきりさせる方法はあります。お風呂に入っても焚き火のにおいが付いたり汗をかいてしまったりするので、下記の方法なら就寝前にサッと手軽におこなえるのでキャンプに適した方法ともいえます。

ドライシャンプー

ドライシャンプーとは、水なしで頭を洗えるシャンプーのことで、脂を落としてくれたり脱臭したりする効果があります。種類にはスプレータイプやフォーム(泡状)タイプやパウダータイプなどさまざまです。

ボディシート

汗や皮脂のベタつきも全身ふき取ることができるので、お風呂に入らなくてもすっきりします。夏なら清涼成分が多く含まれているシートを使えば、スースーしたひんやり感で発汗も抑えてくれます。

お風呂に入るうえでのポイント

タイミング

お風呂では汗やにおいを流す目的があるので、汗のかく作業やにおいのつく焚き火の片付けを済ませた状態でお風呂に向かうのがベストです。ほとんどのキャンプ場では22時には消灯時間になっているので、それまでにはお風呂を済ませてサイトに戻れるようにしましょう。

注意点

お風呂に入るときはサイトから長時間離れることになります。貴重品はしっかり持ったままお風呂に向かうか、複数人でキャンプをしている場合は時間をずらして常にサイト内に人が残るようにしましょう。

また夜になると野生動物の行動が活発になります。食べ物や焚き火をそのままにしておくと動物に荒らされたり、焚き火台に接触して転倒し火災を起こす可能性も…。サイトを無人にする場合はしっかり火と食材は片付けておくようにしましょう。

まとめ

お風呂に入れるに越したことはないですが、ドラム缶風呂や簡易シャワーを自作してみてもサバイバル感があり楽しめそうです。キャンプでは「不便」といういつもと違う経験に楽しさを感じることもあるので、あえてお風呂に入らないという選択をしてみてもいいかもしれません。

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山本 直也
VASTLAND COLUMN ライター
和歌山県田辺市を拠点に、キャンプ・釣り・山菜採りなどアウトドア中心の生活をしている。週末には必ず山奥に行き自然の中で過ごす。釣り歴は特に長く、今年で20年になる。日本キャンプ協会公認キャンプインストラクターを保有。
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