2020.09.01

オートキャンプ場とはどんなところ？意味やサイトの詳細、マナーを解説！

VASTLAND COLUMN ライター

オートキャンプとは？キャンプ初心者がはじめてキャンプ場を予約しようとすると引っかかる疑問です。今回はオートキャンプとはどういったものなのかや、オートキャンプ場を利用するにあたってのマナーなどを詳しく解説していきます。

オートキャンプとは？

「オートキャンプ」とは和製英語で自動車を使ったキャンプのことを指し、厳密に定義されている訳ではなく、非常に広い意味で使用されています。例えば自動車の横にテントを張るのも、キャンピングカーや車中泊などもオートキャンプに分類されます。

「オートキャンプ場」とは、サイト内に自動車の乗り入れができるキャンプ場のことを指します。オートキャンプ場には2種類のサイトがあるので、詳しくご紹介していきます。

「サイト」とは、特定の目的に使う場所という意味で、キャンプ場でのサイトとはキャンプをおこなう場所を指し、「キャンプサイト」や「テントサイト」という言葉が使われます。

「区画サイト」とは、分譲住宅地のように1グループごとのスペースを植木やブロックなどで区切られたサイトのことです。オートキャンプ場の場合は、1台分の駐車スペースとテントサイトがセットになったような形になっています。

予約をおこなうとその区分けしたスペースに割り当てられます。つまりあらかじめテントをはる場所、使用できるスペースが決められているということです。

「フリーサイト」とは、キャンプ場内であれば自由にテントを張れるサイトのことで、使用するスペースが決められていないので、自動車を停める位置やテントを張る場所など自由なレイアウトが可能です。しかしその反面、スペースを確保するのは先着順になるので、到着時間が遅いといい場所を確保できない可能性が高いです。

キャンプに必要な持ち物は、寝泊りするためのテントや食事に必要な調理器具や食器など非常に多くあります。オートキャンプだからといって特別に必要なものはありませんが、それでもキャンプをするための道具をそろえるのはとても大変です。

これからキャンプをはじめようと考えている方は最低限必要な持ち物だけそろえたり、レンタルギアを利用する方法もあります。

オートキャンプ場ではテントの隣に自動車を停められるので、設営と撤収の荷物運びがとても楽におこなえます。必要のない荷物は車に置けるので、テント内に無駄な物がなく広々と過ごすことができます。また悪天候のときはすぐに車内に避難することもできるので安心です。

キャンプ場の地質によっても異なりますが、サイト内に自動車が行き来するので、地面が凸凹になっていたりタイヤ痕が残ったりと地面の状態が良くないことがあります。またエンジン音や排気ガス、ドアの開閉音など、自動車が近いので気になることも。

キャンプ場では10時消灯という暗黙のルールがあるので、就寝される方も多くいらっしゃいます。テントは音を通しやすいので、自動車のエンジン音やドアの開閉音が不快に感じてしまいます。10時以降は自動車の音を立てないように注意しましょう。

オートキャンプ場ではサイト内に自動車を乗り入れできますが、サイト内で遊んでいる子供も非常に多くいます。そのためサイト内の走行は最徐行をおこない、子供が急に飛び出してきても停まれるように細心の注意を払っておきましょう。

自動車の電源を使おうとアイドリングをしている場合もありますが、エンジン音や排気ガスを不快に感じる方も多いので、いかなる場合でもサイトに到着次第エンジンを切るように心がけましょう。

オートキャンプではテントの隣に自動車を停めることができるので、気軽に自動車を使って移動ができます。キャンプ場だけでなく少し足を伸ばしてみて、周辺の施設や観光スポットを巡るのもオートキャンプならではの楽しみ方です。

車にタープを連結して、車もスペースを有効に使ってみるのもおすすめです。雨の日でも濡れずに移動できますし、荷物を車に載せたままキャンプを楽しむことも可能です。

オートキャンプ場なら自動車を横付けできて荷物運びの手間がなく、設営や撤収を楽におこなえるので、手軽にキャンプを楽しみたい方にはピッタリのキャンプ場です。料金や設備はそれぞれのキャンプ場によって異なるので、キャンプ場を選ぶときは各ホームページをしっかりチェックしておきましょう。