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キャンプツーリングにこの道具は必要?バイクの積載量と持ち物のまとめ

キャンプツーリングにこの道具は必要?バイクの積載量と持ち物のまとめ

最近、バイクでキャンプ場に来ている方をよく見かけます。バイクでキャンプをするのはカッコいいし憧れますよね。
キャンプツーリングをやってみたいと思ったら、「バイクのタイプは何がいいのか?」「荷物の積み方はどうしたらいいのか?」など、気になる疑問がいろいろ出てきます。
ご存知の方も多いと思いますが、バイクには積載量が決まっていて積める荷物は限られています。ですが、できる限り荷物を多く積んでキャンプに出かけたいですよね。バイクの荷台や荷物について内容をまとめましたので参考にしてみてください。

バイクに荷物を積む場合の決まりは?

バイクの積載量は、道路交通法施行令で定められています。
車体よりも重い荷物や大きい荷物を積んでしまうと、コントロールやブレーキが効かなくなり危険な状態になります。ですので、安全運転をおこなうための法令に従いましょう。

二 積載物の重量は、自動車(ミニカー、特定普通自動車等及び小型特殊自動車を除く。)にあつては自動車検査証、保安基準適合標章又は軽自動車届出済証に記載された最大積載重量(大型自動二輪車及び普通自動二輪車で乗車装置又は積載装置を備えるものにあつては六十キログラム、第十二条第一項の内閣府令で定める大きさ以下の原動機を有する普通自動二輪車がリヤカーを牽けん

引する場合におけるその牽けん引されるリヤカーについては百二十キログラム)を、ミニカーで積載装置を備えるものにあつては三十キログラムを、特定普通自動車等で積載装置を備えるものにあつては千五百キログラムを超えない範囲内において内閣府令で定める重量を、小型特殊自動車で積載装置を備えるものにあつては五百キログラムをそれぞれ超えないこと。ただし、前号の締約国登録自動車にあつては、車両の保安基準に関する規定により定められる最大積載重量を超えてはならないものとする

三 積載物の長さ、幅又は高さは、それぞれ次に掲げる長さ、幅又は高さを超えないこと。

イ 長さ 自動車の長さにその長さの十分の一の長さを加えたもの(大型自動二輪車及び普通自動二輪車にあつては、その乗車装置又は積載装置の長さに〇・三メートルを加えたもの)

ロ 幅 自動車の幅(大型自動二輪車及び普通自動二輪車にあつては、その乗車装置又は積載装置の幅に〇・三メートルを加えたもの)

ハ 高さ 三・八メートル(大型自動二輪車、普通自動二輪車及び小型特殊自動車にあつては二メートル、三輪の普通自動車並びにその他の普通自動車で車体及び原動機の大きさを基準として内閣府令で定めるものにあつては二・五メートル、その他の自動車で公安委員会が道路又は交通の状況により支障がないと認めて定めるものにあつては三・八メートル以上四・一メートルを超えない範囲内において公安委員会が定める高さ)からその自動車の積載をする場所の高さを減じたもの

四 積載物は、次に掲げる制限を超えることとなるような方法で積載しないこと。

イ 自動車の車体の前後から自動車の長さの十分の一の長さ(大型自動二輪車及び普通自動二輪車にあつては、その乗車装置又は積載装置の前後から〇・三メートル)を超えてはみ出さないこと。

ロ 自動車の車体の左右からはみ出さないこと(大型自動二輪車及び普通自動二輪車にあつては、その乗車装置又は積載装置の左右から〇・一五メートルを超えてはみ出さないこと。)。

(原動機付自転車の乗車又は積載の制限)

道路交通法施行令


このままだと少しわかりづらいので、簡単にまとめてみました。

  • 積載物の重量:大型自動二輪車、及び普通自動二輪車の積載重量は60kgまで
  • 積載物の長さ:大型自動二輪車、及び普通自動二輪車の長さ(トップケースなど)30cmまで
  • 積載物の幅:大型自動二輪車、及び普通自動二輪車の幅(サイドバッグなど)30cmまで(左右15cmを超えてはいけない)
  • 積載物の高さ:大型自動二輪車、及び普通自動二輪車は地面から2mまで

バイクによっては、少ししか積めないと感じてしまうかも知れません。
しかし、リヤキャリアをつけることで積載性をアップさせることができます。

荷物が積みやすいバイクはどれ?

荷物を多く積むことができるのは、どんなバイクなのでしょうか。

後部座席の下に収納できるビックスクーターやサイドバッグを付けられるクルーザー(アメリカン)タイプには、もともと荷物が積めるように装備されています。

オフロード、スーパースポーツ、ネイキッドはあまり荷物を積むことができないタイプですが、積載装置を取り付けることでスペースを増やすことができます。

また、ネイキッドやオフロード、スーパースポーツでも、専用のサイドバッグが販売されており、積載装置の取り付けを工夫することで、多くの荷物を積むことが可能になります。

普段から乗り慣れているバイクを工夫することで、キャンプツーリングを楽しむことは可能です。

サイドバッグとシートバッグ、どちらがおすすめ?

荷物を積むためには、「シートバッグ」と「サイドバッグ」のどちらを選ぶといいのでしょうか?理由は後に書いていますが、結論から言うと両方選ぶと多く荷物を積むことができます。それぞれの特徴を見ていきましょう。

シートバッグ

シートバッグとは、シートに固定することができるバッグです。
いろんなタイプのシートバッグが販売されていて種類も豊富です。

サイドバッグ

サイドバッグとは、後輪の横、もしくは両サイドに鞄をぶら下げるタイプです。

クルーザーだけに限らず、ネイキッドやスーパースポーツでも取り付けることができるサイドバッグが販売されています。ハードケースのようなポリカーボネート製のタイプもあります。取り付けても違和感がなくてかっこいいですよ。

クルーザーに革の鞄を付けるとカッコいいですよね!

見栄えがいいのがサイドバッグですが、大きい荷物を入れることができるのはシートバッグです。

大きいサイズのサイドバッグもありますが、後輪の横に取り付けるのでスペースに限りがあります。

自分のバイクに取り付けられるタイプを調べてみてください。

サイドバッグとシートバッグは両方同時に取り付けることができます。

「地面からの高さ2m」と「重量60kgの重さ」を守ることが条件になりますが、両方を組み合わせることでさらに多くの荷物を積むことができます。

キャンプツーリングに必要なギアは?

積載装置を付けて多くの荷物を積めるようにしても、持っていけるものには限りがあります。バイクでキャンプに行くには、必要最低限の荷物を積むことが重要になってきます。

必要最低限のギア(道具)を用意するのであれば…

  • テント
  • タープ(余裕があれば)
  • シュラフ(寝袋)
  • ライト(ランタン)
  • チェア
  • アウトドアマット
  • 焚き火台
  • クッカーセット
  • タオル
  • 虫除け
  • レインコート

キャンプツーリングに必要な持ち物をより詳しく紹介したコラムがありますので、参考にしてみてください。

持って行って良かったギアは?

実際に、キャンプツーリングに持って行って良かったギアを3つ紹介します。

1. バーナー

雨で落ちている枝が湿っているときや、到着が遅れて枝を集められない場合にバーナーがあれば、最低限、ごはんを作ることができます。

2. ファイヤースターター

ライターは便利ですが、忘れたり、荷物の中に紛れてしまって見つけにくいことがあります。

その点、ファイヤースターターはカバンなどに取り付けることができるので簡単に見失くことはなく、災害時にも役立つので持っていて損はありません

3. コンパクトテーブル

アウトドアチェアに付けられるタイプや、コンパクトに小さく折りたためるテーブルはあると便利です。

テーブルがないと、食べ物やランタンなどを岩や石の上に置くしかなかったりして意外と不便だったりします。

番外編:スマホのナビアプリ

キャンプギアではありませんが、スマホのナビアプリを利用することで道に迷うことなく目的地に向かうことができます。スマホを簡単に取り付けることができるアイテムもありますので、検討してみてはいかがでしょうか。とても便利ですよ!

まとめ

キャンプツーリングに必要なバイクの荷台や積載と荷物についてまとめてみました。

このコラムを参考に、積載装置とバッグを取り付ければ、あとは荷物をうまく積むだけです。設備が整えば、いつでもキャンプに出かけることができます。中には、バイクに荷物を積まずにリュックでキャンプに出かける方もいますが、運転しづらく事故につがる可能性があるので避けましょう。

サイドバッグやシートバッグを取り付けて、安全で快適なキャンプツーリングを楽しんでくださいね!

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VASTLAND編集部
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