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ハイスタイル・ロースタイルとは?あなたに合ったキャンプスタイルをご紹介

ハイスタイル・ロースタイルとは?あなたに合ったキャンプスタイルをご紹介
山本 直也
VASTLAND COLUMN ライター

キャンプスタイルを決める前にテーブルやチェアを買い揃えると、高さが合わずに不便を感じてしまうことがあります。
ですが「キャンプをする前にどうやってキャンプスタイルを決めればいいの?」と思う方もいるのではないでしょうか?そんな方のために、キャンプスタイルの種類や、スタイルに合わせたギアの決め方をご紹介します。

キャンプスタイルには種類がある?

キャンプスタイルには大きく分けて、「ハイスタイル」と「ロースタイル」があるのはご存じでしょうか?
スタイルの違いを簡単に説明すると「テーブルやチェアの高さを、高いものか低いものどちらで揃えているか」です。

テーブルやチェアは、キャンプで長時間過ごす場合は必要不可欠なギアです。目的にあわせて選ばないと、使いづらい、腰が痛い、など不便に感じてしまう可能性も…。

キャンプの目的が明確に決まっている方は、ハイスタイルが合うのかロースタイルが合うのかチェックしておくのをおすすめします!

ハイスタイルの特徴

全体的に背の高いギアで揃えられ、ダイニングテーブルを囲み食事や会話をメインに楽しむようなスタイルのことで、複数人でのキャンプに適しています

■メリット

  • 座面が高いので立ったり座ったりしやすい
  • 食事や調理がしやすい

■デメリット

  • 大きく重いギアが多い
  • 小さな子供はイスの高さが合わない

ロースタイルの特徴

地面に近い位置で、座面の低いチェアに深く腰掛けて、足を伸ばしてゆったりできるスタイルで、単独または少人数でのキャンプに適しています。焚き火をメインに楽しむのにピッタリなスタイルです。

■メリット

  • 足を伸ばしてゆったり座ることができる
  • コンパクトで軽量なギアが多い
  • 焚き火に薪をくべやすい

■デメリット

  • 食事や調理がしづらい
  • 立ち上がりにくい

スタイルに合わせたギア選び

テーブルの選び方

ハイスタイルの場合:高さ70cm前後
ロースタイルの場合:高さ40cm前後

が適しています。

ハイスタイルとロースタイルどちらも楽しみたい方は、高さを変更できるタイプのテーブルもあるので、そちらをおすすめします。

チェアの選び方

ハイスタイルの場合:座面の高さが40cm前後のハイチェア
ロースタイルの場合:座面の高さが25cm前後のローチェア

が適しています。

小さい子供がいる場合はハイチェアだと座りにくいので、座面の低いローチェアがおすすめです。

アウトドアチェアの種類や選び方を紹介したコラムもありますので、ぜひ参考にしてください。

あなたに合ったスタイルは?

こんな方はハイスタイルがおすすめ

活動的に過ごす方は、立ったり座ったりしやすいハイスタイルが適しています。

特にこんな方に適しています。

  • 食事や会話をメインに楽しみたい
  • トランプやボードゲームなどのゲームを楽しみたい
  • ファミキャンやグルキャンをする機会が多い
  • 荷物が多くても問題なく運べる余裕がある

こんな方はロースタイルがおすすめ

ゆったりとした時間を過ごしたい方は、深く腰掛けて足を伸ばせるロースタイルがおすすめ。

特にこんな方に適しています。

  • コンパクトさや重量を重視する
  • 静かにゆったりとした時間を楽しみたい
  • 焚き火をメインに楽しむ
  • ソロキャンをする機会が多い

こんなスタイルもあるんです

アメリカから渡ってきたキャンプ日本のお座敷文化を組み合わせた「お座敷スタイル」が流行っているのをご存知ですか?

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テント内でクッションやラグの上でくつろぐスタイルなので、座ったり寝転んだりできるのが特徴です。人数分のチェアを準備する必要がなく、その分荷物を減らすこともできるので、一度試してみてはいかがでしょうか?

敷物を敷いているとはいえ、硬い地面の上に座るとお尻が痛くなってしまいます。そんなときはキャンプマットがあれば、座布団代わりになってくれて便利ですよ!

まとめ

ダイニングテーブルで食事を楽しむハイスタイル。
深く腰かけてゆったりくつろぐロースタイル。
座ったり横になったり自由な過ごし方ができるお座敷スタイル。

スタイルによってリビング空間を自由に作ることができるのが、キャンプの楽しみ方のひとつでもあります。もちろん、スタイルを1つに絞る必要はありません。

「子供が座りやすいように基本はロースタイルにして、調理するスペースはハイスタイルにする」など、ギアの高さを合わせる基準として、キャンプスタイルを覚えておくことをおすすめします!

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山本 直也
VASTLAND COLUMN ライター
和歌山県田辺市を拠点に、キャンプ・釣り・山菜採りなどアウトドア中心の生活をしている。週末には必ず山奥に行き自然の中で過ごす。釣り歴は特に長く、今年で20年になる。日本キャンプ協会公認キャンプインストラクターを保有。
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