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キャンプでの1日の流れをキャンプ初心者向けにまとめました

キャンプでの1日の流れをキャンプ初心者向けにまとめました
山本 直也
VASTLAND COLUMN ライター

キャンプ場には着いたけれど、何から手をつければいいのだろう…というのは、キャンプ初心者あるあるではないでしょうか。初めてのキャンプがスムーズにおこなえるように、何から手をつけてどんな流れで進めるのが効率がいいか、キャンプでの1日の流れをまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

キャンプの流れ 1:出発前の事前確認

キャンプに必要なものがそろっているかどうか、出発前の事前確認を忘れないようにしてください
もし足りないものがあっても、買い足せるような時間までに確認しておくのもポイント。漏れがないように必要なものを書き出しておいて、チェックしていくのがおすすめです。

チェックができれば先に車に積み込んでおくと、当日スムーズに出発することができます。

キャンプに最低限必要な道具をご紹介したコラムがありますので、これからキャンプ道具を準備される方はぜひ参考にしてみてください。

キャンプの流れ 2:キャンプ場に出発

出発する時間はキャンプ場までの距離や渋滞、途中の休憩なども考慮して決めてください。

買い出しに寄るスーパーも事前に決めておけば時間の節約にもなります。道の駅に立ち寄り、地元名産の食材をキャンプで楽しむのもおすすめです。

キャンプの流れ 3:チェックイン

キャンプ場に到着したら、まずはチェックインをおこないましょう。基本的には管理棟で受付をおこなっているので、料金の支払いをしてキャンプ場の説明を受けてください。

キャンプ場によっては説明がない場合もあるので、不明なことがあれば、ささいなことでも質問するようにしましょう

管理棟に売店があるなら、何が売っているのかもチェックしておくと、いざというときに役立ちます。

キャンプの流れ 4:設営

設営前の整地

テントを張る前にまず小石や枝などを取り除いておきましょう

テント下に小石や枝があると就寝時に寝づらかったり、グラウンドシートを傷つけてしまう恐れがあります。取り残しがないようにしっかりと確認してください。

テントやタープの設営

キャンプ初心者はテントやタープの設営に予想以上に時間がかかってしまうことがあります。一番時間のかかるテントやタープなどの設営から始めることをおすすめします。

事前にテントの説明書や動画サイトに載っている設営手順などをチェックしておくと、初めての設営でもスムーズにおこないやすいです。

チェアやテーブル、コンロの設営

テントやタープの設営ができたら、組み立てに時間のかからないチェアやテーブル、コンロなどのギアを設営していきます。

この時ギアの入っていた袋は、撤収の際にスムーズにいくようにひとまとめにしておきましょうテントのような大きなギアの袋にまとめて入れておくと、置き場所を忘れたり、失くしたりせずにすみます。

キャンプの流れ 5:ランタンの準備

キャンプ場には街灯がほとんどありませんので、陽が落ちるととても暗いです。周囲が暗くなる前にランタンの準備をしておきましょう。また、ランタンは高い位置に設置しないと、広い範囲を照らすことができません。ランタンの明るさを最大限活かすには、ランタンスタンドを使用するのがおすすめです。

ランタンスタンドのことを紹介したコラムがありますので、気になった方はこちらをご覧ください。

キャンプの流れ 6:調理と夕食

日が暮れるとキャンプ場の雰囲気は一変します。
明かりはランタンや焚き火の光のみになるのでキャンプらしさが増します。

ここからは調理や夕食を楽しむ時間になります。
キャンプでの夜は静かな時間を楽しむ方が多いので、騒がず焚き火を眺めながら食事や会話を楽しみましょう。

食材のカットや下ごしらえなどは家で事前にすませておくと、スムーズに調理を始めることができて時短にもなります。事前にできることは家ですませておくことをおすすめします。

キャンプの流れ 7:就寝前にすべきこと

食事や会話を一通り楽しんだあとは就寝の準備です。
キャンプでは就寝前に必ずしておかなければならないことが2つあります。

焚き火とランタンの片付け

焚き火やランタン(燃料を使用するもの)は火を扱うものなので、就寝前に必ず片付けておかないといけません。

なぜなら、突風や野生動物の接触で焚き火台やランタンスタンドを転倒させて、火災を起こす恐れがあるためです。また焚き火や炭火は消えていると思っていても消火できていないことがあるので、消火にもしっかりとした知識が必要になります。

炭の後片付け方法をご紹介したコラムがありますので、後片付け方法を知らない方は、ぜひ参考にしてみてください。

食材は外に置いたままにしない

野生動物が食べ散らかしてテントサイトを荒すことがあるので、使い残した食材や残飯は外に置いたままにしないでください。その周りにも食べ物がないかと探ってテントの中に入ってくる可能性もあるため、食材や残飯はしっかりと片付けるようにしましょう。

また、食材の臭いも危険です。タレなどがついた食器は就寝前にきちんと洗うか、翌日に持ち越すなら密閉性の高い袋に入れて片付けておくなどの手段を取るようにしてください。

キャンプの流れ 8:朝食と撤収作業

チェックアウトの時間を考えると、翌朝はそうのんびりすることはできません。朝食作りに焚き火や炭火を使うと、火起こしと消火に時間がかかってしまうので、バーナーを使って調理するのがいいでしょう。

撤収は、設営とは逆で小物からおこなっていきます
テントやタープは結露で濡れていることが多く、乾かすのに時間がかかってしまうからです。また大きなテントやタープをたたむとき、小物があると邪魔になってしまうことが多いためです。キャンプ初心者だと、不慣れなことも多くて時間がかかってしまうかもしれないので、早めに取りかかることをおすすめします。

撤収作業が終わるとサイトを見回り忘れ物がないか、ゴミが残っていないかを確認しましょう。そしてチェックアウトを終えれば、キャンプの一日の流れは完了です。あとは帰りの道中、気をつけて帰路についてくださいね。

まとめ

キャンプの1日の流れの中で、特に気を付けておきたいポイントは3つ。

この3つはしっかりとおさえておきましょう。

キャンプ初心者さんは、この流れでおこなえばスムーズにキャンプを楽しむことができます。ぜひ参考にしてみてください!

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山本 直也
VASTLAND COLUMN ライター
和歌山県田辺市を拠点に、キャンプ・釣り・山菜採りなどアウトドア中心の生活をしている。週末には必ず山奥に行き自然の中で過ごす。釣り歴は特に長く、今年で20年になる。日本キャンプ協会公認キャンプインストラクターを保有。
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